カニ風味かまぼこ、通称『カニかま』。
この種の製品は法律の品質表示基準で「風味かまぼこ」と記載しなければならないため、カニ肉は入っていない。
主な原料はスケトウダラである。
僕は夜の一人酒のつまみで、頻繁にこの『カニかま』を食す。
『カニかま』を食べるだけの為に、『カニ酢』と『和風ドレッシング』も常備している。
AIで加工された画像や動画を見ると、いつも『カニかま』を連想してしまう。
「夢現塾のInstagramで使えるかな」と思い、自分の写真をAIで加工し作成したこともある。
だがどうしても気持ち悪さが残る写真が出来上がる。
高橋ではない。
高橋に似せた、高橋風味の写真である。
『カニかま』と同じである。
カニではない。
カニに似せた、カニ風味のかまぼこである。
昨日のInstagramの写真は、“宮下先生をマイケルジャクソンにする”というテーマの写真であった。
こちらもAIで「宮下先生を使って、マイケルジャクソン風の写真にして」と伝えれば完成する。
そして宮下先生風味の、マイケルジャクソン風味のものが出来上がった。
パッと見ると、よくできているように見える。
でも写真に“熱量”がない。
『宮下先生がマイケルジャクソンに寄せようとして頑張った感』がないので、どこか物足りない。
体形・輪郭・顔色・シワなどが勝手に補正されてしまい、“人工的な画像”になる。
もちろんAIの方が手軽であるし、パッと見の完成度も高い。
小道具もいらないし、何枚も撮影しなくて良いし、加工もしなくて良いので楽だ。
だからAIが普及しているのも理解できる。
しかし僕は写真に“熱量”が欲しい。
それなのでInstagramではAI画像は(ほぼほぼ)使用しないようにと心掛けている。
写真の加工はというと、写真の“調理法”と考えている。
写真の明るさや色合いの変更は、カニを『ゆでガニ』『焼きガニ』『カニ鍋』で調理するようなもので、素材のカニの良さを引き立てる手段である。
それなので僕は“写真の料理人”として、過剰な調理をしないように仕上げることを心掛けている。
話を『カニかま』に戻そう。
今この日報を読んでいる子の中に、『カニかま』的な勉強をしている子はいないだろうか?
「英語の勉強に時間をかけてやったけど、点数が取れなかった」と聞くことはあるが、
「英語の教科書を完璧に覚えたのに、点数が取れなかった」という話は聞いたことがない。
なぜなら教科書を徹底的に覚えたら、確実に点数は取れるからだ。
勉強を“時間”で捉えてはいけない。
“1時間”で50問解いても、または3問しか解いていなくても、「1時間勉強した」という事実は同じだ。
“1時間”で集中して勉強しても、ボーっとしながら適当に勉強しても、「1時間勉強した」という事実は同じだ。
そうなのだ。
「時間をかけて勉強をやったのに点数が取れない」と言っている子の中には、“勉強をしている”のではなく机に向かって“勉強している風味”のことをしている子がいるのだ。
自習する時は『時間』ではなく、『量』か『質』で計りながらやっていこう。
“勉強風味”ではなく、本物の“勉強”をしよう。
これから自習する時は、そんなことを考えてはいかがカニ?
※以下が岡崎市民会館あおいホールで撮った“本物の宮下先生”である。
※なんと“映画『Michael/マイケル』公式Instagram”からも、“いいね”がつきました!!(笑)