人生には「さか」が3つあると本で読んだことがある。
1つ目・・・
「上り坂」
2つ目・・・
「下り坂」
3つ目・・・
「まさか」
昨年、2023年のお盆、まさかの出来事が8月13日の夜中に起きた。
あろうことかバイクの後部座席からふるい落とされ、左鎖骨を骨折。
今なお、私の左の肩には薄い金属が入ったまま(悲)
骨折の痛みは「半端ない」ものだった(悲)
こんなに痛かったの?
骨折って?
骨折は中学生以来だった。
そして昨年の「骨折」から1年3か月が経過、再び、まさかの出来事が私ではなく我が家(実家)に起こった。
一連の流れは以下をご覧ください。私の実家の話。
結論「オレオレ詐欺未遂」に私の母が遭ってしまいました(悲)
11月11日・月曜日
〇〇高校(私の母校)の同級会の案内届いた?という詐欺犯①から実家へ電話
11月12日・火曜日
咳をしていた詐欺犯①から「(せき込んだ声で)株の配当金が300万円入る。」との謎の電話が来る。
10分後 再び詐欺犯①から電話
「お金を振り込むのに親子ということが分かるように確認の電話があるから質問に答えてほしい」との依頼の電話が来る。
すぐに詐欺犯②より電話
詐欺犯②:「息子さん(私)は株で2000万の利益を得ているのに700万の税金を払っていないから逮捕されるかもしれません。国税局に700万の税金が未納だから300万円の振り込みを待ってほしい」と少々込み入った電話が来る。
詐欺犯①:「自分の通帳は凍結されたから何とかならない?修正申告をして210万円あれば逮捕されない。50万ならお金をおろせる?このことは絶対誰にも言わないでほしい」といういかにも詐欺っぽい電話が来る。
これが一連の電話の流れ。
典型的な「オレオレ詐欺」の手口。
最終的に私の母親の「すぐにはお金を引き出せない!10万円しか無理だわ」の一言で!
詐欺犯が引き下がったようで、特に何事もなくこの電話は終了。
※私の母はこの時点で完全に詐欺犯①を「私」と勘違いしたまま(悲)
しかも、個人情報(通帳番号等)を一部、詐欺犯に伝えていました(悲)
「我が家がすぐに行ったこと」
1:不正にネットバンキング登録をされていないか確認
2:不正に現金が引き出されていないかを確認
3:取引をしている金融機関に出向く、情報の伝達
「我が家がラッキーだったこと」
ATMから一度に「10万円しかおろせない」キャッシュカードの設定にしていたこと。
「我が家の脇が甘かったこと」
1:固定電話をナンバーディスプレイにしていなかったこと。
2:非通知の電話番号を着信拒否設定にしていなかったこと。
3:「不審な電話」があったときに「息子(私)に確認する」流れが不徹底だったこと。
この1ヵ月、大至急で我が家は
「実家安全化計画」を行い、ほぼすべて完了しました。
塾生の保護者様もどうかお気を付けください。
いつどのタイミングで不審な電話がかかってくるかもしれません。
ちなみに私の実家はかなりの田舎です。
「俺の声くらい見抜いてくれよ、お袋よ。かなり特徴的な声だよ。俺の声は」
と
私自身ぼやきたくなります。
「私が騙されるわけない!」と思っている人が
「一番騙されやすい」
このような記事をSNS上で読んだことがある。
まさにその通りだと思う。