本日の中日新聞朝刊「中日春秋」は興味深い（笑）。
1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる－。「ノストラダムスの大予言」に昭和の子どもは心を奪われた。フランスの医師ノストラダムスの詩を人類滅亡の予言として紹介した五島勉さんの著書が一世を風靡（ふうび）した
▼漫画『ちびまる子ちゃん』でも、まる子が予言を信じた。翌日には算数のテストがあるのに「どうせ1999年には死ぬ」と勉強を放棄。滅亡の日まで遊んで暮らすと家で漫画を読みふけり、家族はあきれる
▼2025年7月に日本で大地震が起きる－。そんな根拠のないうわさが香港で広がっている。日本と結ぶ航路で減便が相次ぎ、香港からの5月の訪日客は前年同月比1割減。うわさが影響したらしい
▼災いの「予言」を収めた日本のある漫画がうわさの元で、香港の風水師も語り交流サイト（SNS）で拡散したと聞く。日本ではいつでも地震が起きうるが、日時や場所を特定する予知は不可能。備えは大切だが、非科学的言説に惑わされるのは不毛である
▼予言を信じて勉強しないまる子を改心させたのは姉。予言が外れた場合「バカな大人として残りの人生すごすのよ」と説き「1999年はどうなるかわからないけど 明日のテストができなきゃ怒られるのは100％確実でしょ」と教えた
▼不確実な未来を過度に恐れず、今やるべきことをやる－。諸行無常の災害列島に生きる者の心得である。
2025年6月28日中日新聞朝刊より
ずいぶん話題になっているので、ご存じの方も多いと思うが、「私が見た未来」という本の件である。僕自身は立ち読みし「へ～」と思う程度だ（笑）。自分に都合の良い占いなどは信じるが、それ以外は完全無視である（笑）。
1999年の7月「ノストラダムスの大予言」の時は、前に勤めていた大手学習塾の豊橋本部に所属していた。今はどうだかわからないが、当時は豊橋警察署と番号が似ていたので、深夜に一人でプリント作成とかしていると、「人が…人が…血だらけで倒れています！」などと怖い電話を何度も取ったことがある（怖）。本当に毎日が激務だった（笑）。夏期講座前に、当時の上司から「今年の夏はスーパー人気教師コース頼む！」とおだてられ、豊川稲荷の近くの校舎で授業を行い、高速を飛ばして、３０分後に蒲郡駅近くの校舎で授業をするというハードコースだったので、間に合うかという不安が大きく、ノストラダムスの予言どころではなかった（笑）。
予言で一番覚えているのは「ジュセリーノの予言」である。
「2008年9月13日に東海地方の愛知県岡崎市にM8.6の地震が発生し、3万人が被災し、600人以上の死者が出る。」という腹立たしい予言だ。この岡崎市まで限定した予言には、生徒たちも大騒ぎだった。今となっては悔しいが、その本まで購入してしまった（恥）。今も岡崎本校の本棚にホコリをかぶって存在している（笑）。ただ、当時はあまりの大騒ぎに、休校するかどうかを本気で悩んだほどだった。もちろん、そんなことでは休校にはせず、家の都合？で少々の欠席はいたが、元気よく授業を行った。授業の終わる時に「何も起こらないじゃないか！あいつは何なんだ？（笑）」と伝えたところ、「先生、あと２時間あります！」と言った生徒の顔は今でもバッチリ覚えている（笑）。
というわけで、予言？の７月５日まであと一週間だ。塾生諸君はまる子ちゃんのお姉ちゃんの言葉通り、予言を信じて勉強せず、予言が外れた場合、バカな大人として残りの人生すごすことのないようにしてくれ（笑）。
僕は念のために、今週はダイエットを中止し、好きなものを好きなだけ食べようと思う（笑）。
追伸
「これいいっ！」て感じたものの紹介！自習室で勉強していた岡崎高校３年生の子の「
ふんばるず」！姿勢を良くしてくれるぬいぐるみらしい。岡崎高校では学校の授業中でもOKらしい（笑）。
