今年もこの時期になってしまった。
過去に何度かこのテーマでブログを書いた記憶もある。
決意(目)2017.12.08
ダイエットに燃える男?(目)2023.05.29
昨年も決めたはずだった。「今度こそ痩せる!」と。
光陰矢の如し。無情にも時は流れ、10月末、あっという間に健康診断日の1か月前を迎えてしまった。いよいよマズい。
毎年医者に言われる「肥満と高血圧」の問題を少しでも解消しようと、1か月の目標をきめた。
〇「16時間ダイエット」で16時間は胃を休め、8時間の間に好きなものを食べて体重を5キロ減らす。
〇高血圧対策として「トマトジュース」1ケース24本入りを毎日飲む。
〇昨年手に入れた「ブルブルマシン」も毎日行うことで、血流改善及び体重減少を狙う。
岡崎本校で授業をする2日間は髙須先生と一緒に時間を過ごす。健康診断に向けて、互いにライバル視している関係なので、彼が買ってきた夕食よりカロリーの低いものを常に購入。勉強仲間に例えると
「高めあえる存在」である。
問題は緑丘校の3日間である。横綱級の宮下先生と一緒だ。彼は「健康診断なんて関係ないぜ!食べたいものを食べて死んでやるぜ!」という本能に忠実な生き方なので、毎回のように目の前でとんかつやから揚げなどの揚げ物をバクバクと美味そうに食べる。宮下先生のお手製弁当よりも茶色い弁当を僕はみたことがない。おまけに毎回のように「これ美味しいんですよ~」と満面の笑顔でおやつをくれ、解説してくれる。またこれが恐ろしく美味くて心をもっていかれる。そして購入場所まで丁寧に教えてくれるのだ。勉強仲間に例えると
「誘惑の多い最悪な存在」である。
結果、1ヶ月の奮闘も虚しく、昨年あれだけ言われたのに5キロも多い状態で昨日の検診を受けることが決定してしまった。
前日から健康診断に行きたくない気持ちであふれていた。不登校の子の気持ちが今の僕にはよくわかる。
覚悟を決めて、出発する。今日は安田先生と僕の二人の日だった。彼は名前が「げんき」と言うだけあって、毎年健康診断結果が抜群である。ほとんど「オールA」であり、偏差値に例えるならば75レベルである。今日の彼もどんどん順調に進んでいく。一方の僕は時間がかかる。今回も血圧が高いであろうことにビビり、検査前にドキドキしてしまう。4回も測りなおした(涙)。優秀な友達と模擬試験に行った敗北感はこんな感じなのだろう(笑)。
全ての検査が終わった。あとは偉い感じのお医者様からの総評を仰ぎ、インフルエンザ予防接種。
「安田さん!」と呼ばれてから出てくるまでの時間はたった2分。「バッチリでした!」と。正に優等生の姿がそこにあった。
「目黒さん!」と呼ばれてから出てくるまでは約12分。
内訳はこんな感じだ。「体重を落とせ」の話が5分、「血圧を下げろ」の話が7分。良い話は「インフルエンザ今日打っていいですよ」のみだった(笑)。
インフルエンザの順番待ちの控室。目の前に恐ろしいものが展示してある。
揚げ出し豆腐176kcal、冷奴76kcak
絶対に「揚げ出し豆腐」だろ!
えび塩焼き91kcal、エビフライ280kcal
絶対に「エビフライ」だろ!
朝から何も食べてはいけないと言われたから、終わったら「とんかつ」食べたいな~。と思う。
体脂肪1kg!!!
ずいぶん気持ち悪い展示だが、学生時代から増えた体重が約30kg!これ30個分だ!
新卒で入社した前職の社長には
「目黒はもっと太れ!せっかく教師としてのセンスと才能があっても、今のままだと貫禄もないし、安心感も子供たちに与えてやれないぞ!」とお話を頂いた。それから毎日のようにハッピーターンを食べ続けて努力したら、2年くらいで体重が15kg増えた。
太らない体質だと思っていた学生時代が懐かしい(笑)。
病院の掲示物にはさらにこれがあった。
カツ丼と親子丼でカツ丼を選択しない奴がいるのか!
カツカレーとポークカレーでカツカレーを選択しない奴がいるのか!
など、まるで「罠」のような掲示物であった(笑)。
自分の食の選択は常に間違っているようだ。
終了後、暗い気持ちで駐車場に向かう。
どういうわけか、名曲「手紙~拝啓十五の君へ~」が頭の中を流れていた。
今負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
車の中で妻に電話報告した。
「血圧下げるにはジャンプするといいらしいよ~。」
何とも明るい返答だ!
嘘みたいなネット情報だと思ったが、調べてみるとどうも本当らしい。
「空き時間にピョンピョン」するだけ…国立大医師の「家族性高血圧」が150→130に安定!10キロ減量にも成功した、超カンタン「8秒ジャンプ」とは
高血圧の患者は、潜在患者を含めれば4300万人。国民の3分の1が高血圧だと言われている。「患者の血圧を下げて安定させる、場所も天候も時間も選ばずできる、シンプルな方法はないか」医者になって以来、悩み続けた国立大学教授の高血圧専門医が「8秒ジャンプ」という新メゾットを開発した。方法は簡単だ。
①1秒間に2回を目安に8秒間(16回)ジャンプする。
②足腰の疲労をリセットするために、最低でも10秒以上の休憩を入れて、再び8秒間ジャンプ
③1日5セット(80回)行う
注意点・ポイント
※ 運動不足の身体にはつらいので、最初は少しずつでいい。慣れてきたら1日10セットを目安に行う。
※ ジャンプするタイミングや回数は、案外テキトーでいい。提唱者本人も、時間や場所、回数を決めず、空き時間に1分(100回)飛んだりもしているし、気乗りしない時はさぼった。
※ 好きな曲に合わせて飛ぶと楽しくて続けやすくなる。
医師がヴァン・ヘイレンの名曲「ジャンプ」を口ずさんで気分をアゲて、1年間飛び続けてみたところ、家族性の高血圧で頻繁に150を超えていた血圧が130で安定するようになり、体重が10キロ減ったという。
素晴らしい!簡単だ!
家はマンションなので下の階の方に迷惑をかけてしまう。
明日からは塾でジャンプしよう。
授業中、問題を解かせている合間に飛び跳ねているかもしれないが、気が狂ったわけではないので気にしないでほしい(笑)。
本校に戻ると髙須先生が「どうでしたか?」と笑顔で聞いてきた。
目黒:いやー、血圧と体重言われたよ~。
髙須:当然ですよ!気を付けた方がいいですよ!会長は僕とレベチの世界におられますからね~(笑)。
目黒:レベチじゃないよ!ちょっとだけだよ!血圧高いけど、そんなに醤油やソースをジャブジャブつけたりしないから納得できないよ!髙須先生と変わらないと思うがね~。
髙須:いやいや、会長は肥満・間食・大食い…とポーカーに例えるならば「ロイヤルストレートフラッシュ」ですからね。僕なんかせいぜい「3カードか2ペア」ですよ。安田先生は「1ペアもなくブタ」ですしね(笑)。
この発言には納得できないから以下の件を追加しておく。
授業中に髙須先生がジャンプしたら「ドスンドスン」するけど、僕ならばウサギさんみたいに「ピョンピョン」レベルだと思うから許してね(笑)。
いつも生徒に伝えていることを自分自身に伝えたい。
意志あるところに道は開ける。
「夢」+「努力」=「現実」
頑張れ、俺!!!
来年の検診時には良い報告をしてみたいものだ!