今、「ドラゴン桜」の昔のやつ(山Pバージョン)が再放送されている。
先日ふと番組表を見ていたところ発見したのだ。
「ドラゴン桜2」を見ていたこと、また目黒先生からオススメされたこともあり、録画して鑑賞している。
先日生徒たちに聞いてみたところ…。1クラスに1~2名ほどだが見ている子もいた。
第1話の有名なセリフ「バカとブスこそ東大に行け!」を見て、「お~。これが噂の~!」とニヤニヤしたのは言うまでもない。
しかし、20代後半に差し掛かった今、改めて大学受験を題材にした作品を見ると、もっと高校のとき勉強頑張ったらよかったなぁ~~~~~と、後悔に苛まれてしまう。(苦笑)
さて本日の日報では、先日の英語についての放送の中で、わたしが「ほ~」と思ったセリフについて紹介したい。
※原作漫画で確認したので、ドラマと多少セリフ等違ったらごめんなさい。
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『スポーツならちょっとできれば《できる》って言うね。』
『日本人は不思議と外国語となると途端に完璧主義者になってしまうんだ。《できる》の基準を外国人とペラペラ会話する。そんなふうに意識がかたまっちゃってる。』
『日本人が英語をできないと思い込んでいる原因は完璧主義。なんでも完璧にやらないと気が済まない潔癖さと、物事をネガティブに考えてしまう国民性がそうさせてるんだ。』
『だから本当は堂々と胸を張って《English is my second language, so please speak slowly for me. 》とか言って図々しく開き直ってどんどん英語を使えばいいのさ』
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長くなってしまったが、これは英語担当の川口先生という人が英語が苦手だという生徒たちに話したセリフである。
たしかに、料理とかスポーツとか、歌とか絵とかゲームとか…。うまくなくても、とりあえずやったことがあったり、ちょっとしたルールを知っていればできる!と言いがちだ。
しかし、英語に至ってはわたしも苦手意識が強く、自習室監督中に「先生~英作文これでもあってますか?」とか、「なんでここは○○じゃなくて××の単語なんですか?」とか質問に来られると少し、いや盛大に困ってしまう。
また海外旅行なんてもってのほかで、言葉が通じないくらいなら行きたくねぇ!と思ってしまうタイプだ。
こんな風に、「英語できる?」と聞かれるとやはり身構えてしまう。
でも思い返してみると、過去に外国人観光客に道を尋ねられた時、
「オー!ゴー ストレート!」とか「チェンジトレインズ!スリー ステイション!ストップ!」とかそんな言葉でもなんとかなった。気がする。(&盛大なジェスチャー)
「ペラペラじゃなきゃ英語できるとか言っちゃダメ!」と例にもれず思っていたわたしにとって衝撃的なセリフであった。
まあ、英会話と受験英語じゃ少し話が違うのかもしれないけどね。
さて、小学生はMJテストが終わり、中学生は中間テストが終わった今。
もちろんできなかったことに目を向け、見直しし、次につなげることは重要である。
でも、たまには自分が《できた!》と成長したところにも注目して自信をもっていこう。
嫌いな教科、苦手な教科も「できないから!!」って突っぱねるんじゃなくて
その中でもできる単元、得意な単元を見つけて「もしかして得意かも?!」と自己暗示をかけるのもいいかもね。