7/5(土)、トカラ列島の地震は相変わらず続くものの、日本は何事もなく終わった。
その日夢現塾各校舎では、夏期講座前の大掃除が行われた。
六名校では始業時刻の2時になり、掃除を始めようと準備をしていたところ、背後に何かしらの殺気(?)を感じ、慌てて振り向いた。
するとそこには、大きなノコギリを手にした安田先生が満面の笑顔で立っているではないか。
※写真はイメージです。そもそもチェーンソーではありません。
「やばい!?殺される!!」
一瞬僕の脳裏にそんなことが浮かぶことは・・・もちろんなかったが、みなまで言わずともそのノコギリの理由はわかった。そう(SAW)それは、六名校の花壇の木の剪定である。
「コレ切っちゃっていいですか?」
と言うやいなやノコギリとハサミを手に、バカボンのパパのごとく枝葉を剪定していく安田先生。
(※ちなみにバカボンのパパの職業は「庭師」です。)
およそ2時間後には、こんな感じだ。
※もちろん細かくする裁断と袋詰めは、宮下も手伝いました。
花壇の剪定の目的は二つある。
一つはもちろん”見た目”だが、もう一つは”ハチの巣の”早期発見”である。
以前も安田先生が花壇の木の茂みにハチの巣を見つけてくれて、ハチにビビりながらもこれを片手にハチの巣を、
「バルス」してくれたのだった(笑)
「万が一ハチの巣がまたあるといけないですし、根本の方を特にしっかり切りますね!」
と、(ハチが怖いにも関わらず)頼もしい限りだ。
ちなみにノコギリは安田先生の私物で、中学の「技術」の時間に購入したものだそうだ。
「技術」って役にたつなぁ~。
(※僕も中学の時、ノコギリなどの技術道具のセットを買った記憶があるけれど、最近の中学生は購入せずに学校にある道具を使うと、その後の授業で六名校の生徒たちに聞きました。)
そして約3時間の激闘のあとは、二人でお疲れ様のコカ・コーラ。
岡崎本校近くにオープンした某ドラッグストアで、
税込58円(安っ!)。
いやぁ、本当に助かりました!ありがとう!!
校舎のエアコンのフィルター掃除も終わり、エアコンの冷風に冷やされながら、
「そういえば、前回切ってた時は中2のT君のお母さんに見られたんですよ。その時に、『今日は安田工務店ですか?』って言われましたよ。(笑)」
と安田先生が笑いながら僕に言った。
この『安田工務店』とは、夢現塾専属の『何でも屋』で、夢現塾各校舎で毎週のように活躍している。(先週は幸田校自習室の黒板修理で、大活躍だったと聞いている。)
社長(?)は安田先生一人で、仕事の代金(?)は毎回変動制だ。
今回のお支払いは、このコカ・コーラ1本(¥58)である(笑)
「ハチの巣とかがあって、子どもたちがハチに刺されたりしたら大変ですし。生徒のためなら ”プライスレス” ですよ。」
と、メチャメチャカッコいいことまで言ってくれる。
安田先生、夢現塾生みんなの安全と笑顔のため、今回も剪定ありがとう!
「ところでさあ、『みんなの笑顔がプロテイン、安田弦生です!』って、今年の夏期講座の自己紹介でどうかな?」
僕の提案に、無言の苦笑いで不満を訴える安田先生だった。