岡田先生に続き、僕からも言わせてもらう。
高校入試、本当にお疲れさま!!!!!
ディズニー、ユニバ、ナガシマなど様々な予定を聞いているが、コロナに気をつけてトコトン楽しんでほしい。
さて、問い合わせも多数きているので、少しだけ今年度入試の状況に触れておきたい。A日程の自己採点は全員回収済み、B日程もあと2名となり、ある程度見えてきた。
今年度受験の夢現塾生の平均偏差値は57.2(愛知全権模試)、昨年度もほぼ同じである。その生徒たちの状況であるが、A日程の五教科合計得点は昨年より、塾生平均でいうと0.76点低い。国語と数学が少々難化したようである。ただし、上位層は軒並み得点アップしており、110点満点中の100点越えも過去に見たことないほど多く、トップ高校のボーダーラインは昨年より大きく上がりそうである。
それに対して、B日程は昨年より2.07点高く、今年度A日程よりも0.68点高い。理科を除いて、易化した感じである。ちなみに塾生トップは109点。本当に素晴らしいと思う。模範解答を事前に知っていたとしても取れないような得点である(笑)。B日程入試はほぼ全ての高校で昨年よりボーダーラインが上がりそうな予感がある。
自己採点ではあるが、現状はそんな感じである。
あとは祈ろう。こういう時こそ祈ろう。僕も都合のいいことだけはよく祈っている(笑)。
とにかく、今は好きなことをしてくれ、遊んでくれ。
少し先の話もしておこう。
高校生の塾の件である。この件、毎年毎年相談される。一番多いのは「夢現塾高等部いつできますか?」ありがたい話ではあるが、僕らが理想とする高校生のための塾の創立は、今はまだ厳しい。「いつか…」という思いはあるが。
その代わりに、東大、京大、大阪大、名古屋大、早稲田大、慶応大、上智大…といわゆる一流大学に合格した先輩たちの話をまとめたい。
大学は高校入試と違って「内申」は関係ない。高校名も関係ない。実力をつければ全てOKなのである!北斗の拳みたいな「力の世界」だ。だからこそ、新たなスタートを新たな決意で頑張れば面白いことが起こる。では、何をやればいいかだ。
一言で言うならば、高校の予習・復習で十分である。
昨日、名古屋大学工学部に現役合格したばかりの卒業生が話してくれた。
「岡崎高校の本当の上位層の多くは学校の予習復習だけをしっかりやっています。塾や予備校は必要ないです。」
その通りだと思う。高校は中学に比べると約9倍の学習量と言われている。高校だけでもやることが多いのに、さらに塾や予備校のテキストまでとなると、恐ろしく処理能力の高い子以外はこなしきれないのが現実だろう。
数年前、名古屋大学医学部(東大合格より難しい)に現役合格した2人の話の中身も実は同様であった。
「高校の予習も復習もせず、夜に塾や予備校に行って、学校でウトウトしている子がいっぱいいた。それじゃ、本末転倒ですよ。僕らは二人とも予習・復習をしっかりやって、名古屋の医学部に合格しました。高校の予習・復習で十分だと後輩たちに伝えてあげてください。」
なんとも頼もしい言葉である。高校入学式当日、校門の前で様々な塾や予備校がパンフレットや消しゴム・ボールペンなどを配っているだろうが、気にしなくてよい。文房具だけ貰って、後は捨てていいだろう。各高校の予習復習に特化した塾があれば…と思うが、実際、今はないと聞いている。
もう一度言う。
高校の予習・復習で十分である。
「予習復習しない→高校の授業についていけない→塾に通う→やること多くてパニくる」という悪循環を断ち切るためには、自分なりの予習復習の仕方を試行錯誤し、創意工夫して確立していくしか手はない。それらも含めて勉強であり、それゆえ賢くなるのだろう。高3大学受験生になって、もしもどうしても困ったら相談においで。単科で苦手教科だけ教えてくれる塾や予備校を一緒に探してあげるから。