コロナウイルスの影響は世界各地に及んでいる。
夢現塾でも、先日の廣瀧先生の日報にもあったが対面授業から映像授業に切り替わった。
テレビや映画、YouTubeなどの映像を見る習慣はあるが、映像を作成するのは全くの初めてだ。授業をカメラに収める仕事。どんなものが完成するのか不安もあったがワクワクの方が大きかった。普段の授業前とは違う不思議な感覚のまま、スマホのビデオのスイッチを押して授業がスタートした。
授業の題材は「アルファベット」。英語をこれから学習する小学校高学年や中学1年生にとって大事な基礎中の基礎だ。実際、大半の生徒はアルファベットを書けてしまう。しかし、その子たちにアルファベットの確認テストなるものを実施すると、満点をゲットできるのは全員とは限らない。この真意は、動画の中で語っているのでまだ見ていない生徒がいたらぜひ見てください!中学2、3年生や卒業生はアルファベットを甘く見たらダメってことは知っているよね。
「このアルファベットは、ここに注意しなくちゃいけない。」「これはこうやって発音するんだよ」
普段から生徒たちに伝えている大事なポイントをスマホに向かって伝えていく。その先に生徒がいると仮定しながら。もちろんいつも通り、リピートアフターミーもする。しかし、聞こえてくるのは教室の空調の音だけ。(笑)画面の前で発音してくれていると願いながらの授業だった。(笑)
そして、アルファベットを教える時に欠かせないのが、数だ。英語が得意な生徒に多いのが、アルファベット一つ抜けているといったケアレスミス。
「アルファベットは全部で26個だよ!だから、全部書きなさいって問題があったら、必ず最後に見直しで数えるんだよ!26個なかったら、絶対に〇はもらえないぞ!」
これはこの時期の決まり文句だ。
もちろん映像授業でも同じことを言った。大文字を書き終わったあと、
「じゃあ、俺も確認してみようか。Aから1、2、3、4…」
黒板に書いたアルファベットを数え始めた。意気揚々と数え始めてすぐに終盤だ。Xを指さして23。Yを24。最後のZを25と数えて、僕の書いたアルファベットが終わった。と、同時にこの映像授業にもピリオドが打たれた。
「アルファベットは全部で26個だよ!だから、全部書きなさいって問題があったら、必ず最後に見直しで数えるんだよ!26個なかったら、絶対に〇はもらえないぞ!」
重要事項なので2回もここで言わせてもらった。
英語を教えること、約8年。英語歴なんて関係ない。
「だから、アルファベットを甘く見ちゃダメってこと!みんな、丁寧に覚えて、書きましょう!」
※実際の映像授業はテイク2で正規のアルファベットになっています。
P.S. 受験生のみんな。合否発表までまだ日数はあるけど、明日の面接で最後だな。気を抜かずにやり切っておいで!そして、高校入試にしっかりピリオドを打ったあとは、存分に遊んでください:)
“see U again, guys!!”