「宮下先生!」
懐かしい顔だった。
「Eです。覚えてます?」
ああ忘れるはずがない。
僕が夢現塾に入社した2011年の中1から中3までの3年間、初めて3年間持ち上がりで教えた生徒の一人のE君。
そう忘れもしない。
中1の理科の授業中に「水上置換法(すいじょうちかんほう)」を説明した後、
「先生、『すいちゅうちかんほう』は犯罪ですよね?」
と発言し、教室の笑いを誘ったのも彼だった(笑)
「覚えてるよ、あたりまえだろ。で、名大だろ?あと、あんなことも、こんなことも・・・(ここではちょっと書けません)(^0^;)」
「だ・・・誰に聞いたんですか?こわっ!」
メガネをかけていたものの、苦笑いと驚きの顔で僕を見つめるその顔は、中学生の頃と変わっていなかった。
「岡崎本校、また開いたんですね?」
「うん、先生が揃ったからね!」
彼にとっても思い出の岡崎本校が、2年間閉まっていたことをどうやら気にしていたようだ。
「Tとムゲンでバイト雇ってくれないかな~っていつも話してるんですよ。」
(※T君とは六名校出身の、同じく名大生。)
「残念~。夢現塾はバイト教師はいないんだなぁ。で、大学の先は考えてるの?」
「はい、院(大学院)に行く予定です。」
と夢を語る彼は、中学生の頃とは比べものにならないほど自信と希望に満ちていた。
あの頃は、ただただ生意気でお調子者だったのにね(笑)
「家近いんだから、また目黒先生がいる時間とかに来てよ。」
そう言って彼と別れた。
そしてその数日後。
今度は今年高校を卒業し大学生となる3人が、岡崎本校を訪ねてくれた。
小学生の授業中で写真も撮れなかったが、決定した進路だけは報告をもらった。
3人とも受験お疲れ様。
大学生活をエンジョイしてくださいね!!
岡崎本校が再開して今日で二週間。
嬉しい再会が続いている♪