ちょうどさっき試合終了のホイッスルが鳴った。
バチバチの攻め合いで見応えたっぷりのイングランドvsクロアチア。開幕から盛り上がりしか見せないサッカーロシアワールドカップ。東の空が明るくなる時間帯に興奮させる最高の試合だった。
試合の内容は以下の通りだ。
・前半5分:FKでイングランドが先制する。これまでサッカー大好き少年をアピールしてきたが恥ずかしいことにこの時、僕は夢の中だった。仮眠したせいでこのシーンを見逃すという痛恨のミスをしてしまう。(苦笑)
・前半8分:僕が起きる。
その後両チーム得点なしで後半に。
・後半23分:クロアチアが同点ゴールを決める。
結局90分で決着がつかず、延長戦に突入。
・延長後半4分:イングランドの隙をついた劇的ゴールでクロアチアが勝ち越す。
このゴールを守り切ったクロアチアが決勝戦に駒を進めた。
日本代表の試合もそうだったが、試合を見ていて感じるのは、攻守の切り替えが異常に早いチームは強いということ。
この試合も早い展開でめちゃくちゃエキサイトした試合ではあったが、前半はあまり気迫あるプレーは映像になかった。ハーフタイムで睡魔に負けそうになったが、何とか踏ん張った。
後半に入りしばらくクロアチアが攻め込む時間帯が長くなるが点がどうも入らない。イメージ通りの展開にならないと疲れを余計に感じる。ソファーでゆったり見ている僕もだんだん疲れてくる。そんなときにクロアチアが同点ゴールを決める。走りまっくて疲れ切っているはずなのに点を獲ると急に元気になる。これは珍しいことではないが、「いや、まだそんなに走れるんかい!」とツッコミたいくらいだ(笑)
得点だけではなく、チャレンジしたプレーがうまくいくといい流れに乗ることができるのも見ていて面白い。
「いや、まだそんなに動けるんかい!」とこれまたツッコミたくなる。(笑)
成功体験をすることで元気になったりポジティブになったりする。いい意味で調子に乗ることができるのだろう。
これは、サッカーやスポーツだけではなく勉強でも同じだと考えていて、僕も常に意識していることの一つである。
授業で、初めての文法を教える時に基本的には、生徒にまずは考えさせる。英語の文法は難しい印象があるだろうが、基本的なルールはすべての文法に通用する。そのため新しいものであってもこれまでに学習したものを利用すれば理解することは難しいことではない。もちろん、全く知らない初めてのものに関してはしっかりと教えるが、すでに知っている知識で考えればわかるものはまず、生徒自身に考えさせる。(もちろん考えさせた後にしっかりと説明はします。)
ノーヒントで理解したものは、受け身で教えてもらってから理解したものよりも確実に自分のものにすることができる。自力で理解できたらものすごい自信がつく。そんな生徒をこれまで何度も目にしてきた。こういった成功体験を一度でもした生徒は、失敗にビビらずにいろいろ考えるようになる。そして、英語のセンスが磨かれる。すると英語が面白くなる。こうなれば、もう調子に乗りまくっていく。あとは、点数で結果が出ればもう怖いものなしだ。
理想は生徒全員をこう持っていきたい。ただ、それは簡単なことではない。
この夏、生徒には部活や勉強とその他の習い事が、僕には生徒にどれだけ成功体験を積ませられるのか。そして、好きになってもらえるのか。さらに、調子に乗らせることができるのか。
“絶対に負けられない戦いが目の前にある“
エキサイトする授業を繰り広げていきたい。