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夢現塾日報 blog

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Learning words is interesting.(安)

2025.10.15

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最近、生徒と「どんな本を読んでいるか」という話をする機会があった。
聞いてみると、彼らが読むのはほとんどが小説。
どうやら「読書=小説」というイメージが強いようだ。

一方で、僕はあまり小説を読まない。
それでも本は好きで、気になるタイトルを見つけるとつい手に取ってしまう。
そんな中で出会ったのが、今回紹介したい一冊
『なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?』だ。

タイトルを見た瞬間に購入を決めた。
そして読み進めるうちに、「言葉ってこんなに面白いのか」と何度も感じた。

この本は、タイトルの問いに答えるだけでなく、
身のまわりに潜む“言葉のふしぎ”を次々と紹介してくれる。
お菓子の名前、ポケモン、プリキュア、鬼滅の刃、、、
一見バラバラに見える題材が、すべて「音」と「言葉のしくみ」でつながっているのだ。

たとえば、
「パピコ」「パイの実」「チョコパイ」「アポロ」「ポイフル」「ポッキー」「ぷっちょ」。
確かに“パピプペポ”が多い。なぜなのか?
他には、ポケモンが進化すると名前に“濁音”が増えるのはなぜなのか?

読み進めると、英単語の中にも同じような法則が潜んでいることに気づく。
たとえば、p・b・m の後にくる「ん」の音が “n” ではなく “m” になるのはなぜか。

September(セプテンバー)
November(ノーベンバー)
December(ディセンバー)
temple(テンポー)

実はこのルール、ヘボン式ローマ字にも共通している。

tempura(てんぷら)
ampan(あんぱん)

こうした疑問を、専門的すぎず、しかし確かな知識でわかりやすく解き明かしてくれるのがこの本の魅力だ。
読んでいると、「そういうことだったのか!」と思う瞬間が何度も訪れる。

中でも一番驚いたのは、ポケモンの名前を研究する学者が世界中にいて、
その国際会議が日本の大学で開かれたという事実だ。
言葉の世界は、想像している以上に深くて広い。

中学生でも十分に理解できる内容で、読みやすさも抜群。
実際、この本を紹介すると、自然とタイトルをメモする生徒が多かった。

小説はちょっと苦手だけど、本を読んでみたい。
そんな生徒にこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊だ。
読み終えたとき、きっと「言葉を学ぶって楽しい」と感じられるだろう。
そして、その感覚が英語学習にもきっとプラスに働くはずだ。
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