現在夢現塾幸田校中1と六名校中3で、問題が起きている。
それは『満席問題』である。
「夢現塾で“満席”は珍しくないんじゃない?」
と思われたそこのあなた。
「よく知っておられる!!」
夢現塾では“満席の校舎”や“満席の学年”、あるいは“残り1~5席”などは常に存在している。
しかしそれとは別の『満席問題』が起こってしまった。
その問題とは『単一中学満席問題』である。
問題の中学と学年は、幸田校近隣の“幸田北部中1年生”と六名校近隣の“竜海中3年生”である。
今回の2学期中間テスト対策授業では、普段の通常授業の教室では入りきらず机を4本追加し12人分の増席をして行った。
この“12人分の増席”が、教室の構造上の限界の増席。身動きが取れるギリギリの配置となる。
しかしこの“限界の増席”を行っても、現在それも満席になってしまっているのである。
ここで悩ましいのは、学年全体ではまだ数席の空席があるということだ。
しかし “幸田北部中1年生”と“竜海中3年生”で新入塾生が来てしまうと、その子たちは中学ごとのテスト対策授業をうけることができない。
それなので現在の受付は、
「幸田校中1と六名校中3は、“幸田北部中1年生”と“竜海中3年生”の子だけは入塾ができない(他校舎に通塾しても、対策授業は全校舎の子たちを集めて行うのでお断りとなる)。」
という変則的な状況で伝えている。
このような『単一中学満席』は、夢現塾でも初めての出来事となる。
ちなみに幸田北部中は、2年生も3年生もあと数人ずつで『単一中学満席』となる。
「緑丘校と岡崎本校では『単一中学満席』はないの?」
と思われたそこのあなた。
「いい質問ですね。」
何を隠そう(何も隠してはいないが)緑丘校の3階と岡崎本校の4階には、1学年(2クラス分)全員が授業を受けられる大教室が存在している。
それなので1学年(2クラス)全員が単一中学になるようなことがない限り、緑丘校と岡崎本校では『単一中学満席問題』は起こらないのである。
夢現塾ができて22年目。
少子化が叫ばれている中で、夢現塾史上初の『単一中学満席問題』が起こった。
しかも同時に2校舎。
しかも他中学の他学年。
それだけ塾生や保護者の方、また地域の方々に応援していただけているのだと感謝の気持ちでいっぱいである。
これを「嬉しい悩み」と言わずしてなんと言おうか。
そしてテストが終わるたびに、僕らはたくさんの「嬉しい報告」を待つのである。