国境の長い峠を下るとブドウ畑が広がっていた。
川端康成の「雪国」風の出だしで、いやオマージュで、いやほぼパクリではあるが、10月の初の山梨県訪問で心に刺さった光景は、一面に広がるブドウ畑であった。
場所を移すと今度は桃の木がずらりと並ぶ景色へと変貌を遂げた。社会で要暗記の「山梨県=桃とブドウの生産量1位」。まさに!という光景が広がっていた。
話は変わって夢現塾。
「夢現塾(の生徒)はレベルが高い」
入塾の申し込みや説明の際などで、保護者の方からこの言葉を耳にしたのは一度や二度ではない。自慢の生徒たちだけにそのような評判には本当に嬉しい限り。通塾している生徒からも「友達によく言われる。」と聞くことがある。その時は「だって『俺or私』(←その生徒自身の事)がいる塾だから」と友達に返したかの確認をとる(笑)。
期末テスト前の自習室。真剣なまなざしで黙々と勉強する夢現塾生の姿。集中力を切らさず何時間も頑張り続ける姿。夢現塾内では当たり前の姿かもしれないが、塾の教師という視線を除き、一歩離れて客観的に見てみると、まさに!という光景なのだろう。
先輩たちから襷が受け継がれ、つなげてきたからこそのこの景色。心に刺さる光景だ。