期末テストが終わり、ブログの再開を合図するホイッスルが鳴った。
ネタは、これしかないだろうと僕の中で決まっていた。
サッカーロシアワールドカップである。コロンビアとの初戦、グループHで最強ではないかと噂されたセネガルとの第2戦。そして、世界中に賛否の嵐を巻き起こしたグループリーグ最終戦。
「大迫、半端ないって」「川島ごめんね」
書きたいこと、伝えたいことが山ほどある。これ以外にも手持ちのカードはまだまだある。完璧なフォーメーションで攻める準備はできていた。
しかし、
「安田先生は、ワールドカップのネタですよね」と渡辺先生から一言。
強烈なゴールを決められた。
クロアチアのモドリッチがアルゼンチン戦で決めたミドルシュートのようなゴール。いや、後半アディショナルタイム、終了間際、ラスト1プレーという状況でドイツのクロースが放ったFKのような劇的なゴールを決められた気分だった。
初戦は敗退を認めざるを得なかった。
ということで、プランを変更し別のフォーメーションで攻めることに。
連日サッカーを見ていると、気になるのは外国人選手の体中に張り巡らされたタトゥー。僕は、タトゥーに魅力を感じない。海外を旅しているときに何度も目にしたが魅力を感じたことがない。仲よくなった外国人に聞くと、恋人の名前や好きな柄、他には好きな言葉を体に刻んでいるそうだ。絶対に消えるタトゥーだとしたらとあくまでifの話だが、好きな言葉を入れるとして、英語なら入れていいと思う。
Tシャツでも日本語以外の文字なら購入することはある。というより、全然ある。
生徒の服を見ていても漢字が書かれたものや、カタカナ、ひらがなで書かれたものを見た記憶がない。おそらく、そういった服を着ている生徒は過去にいただろうがそれをおしゃれな服だと感じたことがないのだろう。日本語にはない魅力が英語にはあり、これは逆のことも言えるだろう。英語だけでなくひらがな、カタカナ、漢字の存在がない国に住む人たちにとって特に漢字は魅力的な文字なのだろう。この証拠に、欧米人のタトゥーに漢字があることはあまり珍しくない。
先日行われた決勝トーナメントで、開催国のロシアに敗れた無敵艦隊スペインのキャプテンのセルヒオ・ラモスの涙は感動的だった。
ところで、彼の首元にある「狼」のタトゥーは、サッカーファンにとっては有名なのではないだろうか。改めてサッカーの試合を通じてタトゥーに圧倒されているが、僕がこれまでに見かけたタトゥーで驚いたもの?というよりは、笑ってしまったものがある。
それは、空港でトランジットのために時間をつぶしていた時のことである。周りの人たちはさまざまな人種の人たちがいた。ふと目にしたところにある男性が1人でいた。その人の腕に目線が自然と向かった。
Tシャツから見える漢字のタトゥー。
そこに書かれていたのは
「不景気」
せめて好景気だったらよかったのに。
しかも反対になってる。もういろいろ間違えちゃってるよ。
という話を生徒にしたことはあるが、ある生徒がこんなことを言った。
「もしかして不景気の反対で、好景気ってことじゃない?!」
「おぉーーー!」
信じるか信じないかはあなた次第です。(笑)
そこまで計算してタトゥーを入れたとは僕は思えない(笑)
書き始めると、結局サッカー関連のネタになってしまった(笑)
このブログを書いているのは、決勝トーナメント日本vsベルギーの前日。いや、数時間前のことだ。このあと、日本代表がFIFAランク3位の強豪国、赤い悪魔と呼ばれるベルギー相手にどんな試合展開をするのか。楽しみでしかたない。
正確な分析とクオリティーの高い準備、そして、勝利に対しての半端ない気持ちがきっと日本に何かを起こしてくれると信じている。
VAMOS NIPPON!!!!
PS : ベスト8を目指したベルギー戦。実にエキサイトした試合だった。サッカー好きでない人も、あの試合から感じるものは多くあったのではないだろうか。中3生、いや受験生にもあの試合から何か熱いものを感じとったと信じている。