突然だが、わたしの名前は「おかだはな」という。
今でこそ「はな」という名前は珍しくなく、塾生でもよく見かけるが、わたしの小さい頃はあまりメジャーではなかったらしく、呼び間違えられたり「めずらしいねぇ」と言われることがよくあった。
さらに、小さい頃は「はな」という名前があまり好きではなかった。
小学生のとき、英語の授業で「アイム、ハナ」と自己紹介をすると、外国人の英語の先生にみんなの前で「世界に一つだけの花」を歌われたことがあった。悪気はないと思うが、当時は恥ずかしくて恥ずかしくて心底名前を恨んだ。
からかわれたり、喧嘩をすると「ハナクソ!」とよばれることもあった。まぁめげる私ではなかったが。(笑)
という幼少期を過ごしたわたしは「はな」よりも「おかだ」とよばれる方が気楽で、友達にも意外と「おかだ~」とよばれている。そして今では緑丘校で「オカピ―」などとよばれることもある。
加納先生の「あーりん」みたいなかわいいあだ名がいいって言ったのに…(苦笑)
さて今日はそんな「おかだ」にちなんだ「オカダンゴムシ」の話をしよう。
「オカダンゴムシ」ときいてピンときた中1生。そうだな、この間の某模試で突如登場したのが「オカダンゴムシ」である。
問題内容はまだ受けていない生徒がいるといけないので伏せるが、「ダンゴムシ」と書いてあっても正解が出せるのにわざわざ「オカダンゴムシ」として「オカ(ダ)」の称号をつけて登場した。
生徒が黙々と問題を解く間、「あ~絶対あとでオカダンゴムシいじられるなぁ」と考えていた。
案の定、終了後に生徒数名がニヤニヤして「オカダンゴムシでてきたぁ~~」と報告してきた(笑)
なんだか「オカダンゴムシ」が仲間のように思えてきた。
インターネットで検索して面白い記事がないか探す。
ウイキペディアをみると、一行目にこんなことが。
『オカダンゴムシ (Armadillidium vulgare) は、日本では単にダンゴムシとも言い、人家周辺でよく見かける動物である。』
いよいよ「オカ(ダ)」の必要性が疑問に思えてくる。
そして下には少し面白そうなことが…
『動物に迷路を通り抜けさせる実験を迷路実験という。普通は多くの回数をこなして学習をさせなければ成立せず、脊椎動物以外では複雑な迷路を覚えられるものはほとんどないが、迷路に入れられたオカダンゴムシが一発で通り抜けられることがある。』
なんと、オカダンゴムシは迷路の天才らしい。まるで荒波を潜り抜け、困難をすり抜けてきたわたしのようだ。
しかしよく読んでみると…
オカダンゴムシは進行中に壁にぶつかると左へ、次は右へ(あるいは右へ、次は左へ)と交互に曲がっていく習性があるそうだ。つまり、左右順番に曲がればゴールできる迷路のみ得意らしい。
なんと。ただの一か八か戦略である。これを天才と言ってよいのだろうか。
わたしも道に迷ったら左右順番に曲がってみることにしよう。
きみたちも自由研究の内容に迷ったら、「オカダンゴムシになりきって突き当りを左右順番に進んでみたらどこに辿り着くのか」調べてみてほしい。
他のサイトも見てみる。
すると「宝石のような青いダンゴムシ!!」という見出しを見つける。
青いオカダンゴムシだと!!!!興奮して読んでみると…。
『じつは、青いダンゴムシの正体は病気のダンゴムシです。イリドウイルスという病原体に感染してしまったために青くなっていたのです。』
との文字が。
…病気なのか(泣)。
とまあこんな感じで、本日の日報は【わたしの仲間「オカダンゴムシ」について調べてみた。】をお送りしました。
動画授業、オンライン自習室の息抜きになると嬉しい。