デジャヴ…実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象
デジャヴではなかった。
2年前の年始の日報を見直す。
「お餅の粘着力によって前歯の詰め物が外れ、前歯が欠けた姿を生徒に見られる恥ずかしさに耐えることを覚悟した大晦日。市の歯科総合センターが正月早々から休日診療を受け付けているとの朗報は、年末に打ちひしがれる僕を救ってくれた。」
こんな記述だった。
年末の冬期講座初日の朝である。お雑煮のお餅がまたやってくれた。
「お餅の粘着力によって奥歯の詰め物が外れたが、奥歯の欠けた姿はマスクも手伝って生徒に見られることもなく、恥ずかしさに耐えることはなかった。しかし、詰め物が取れた奥歯のとがった部分に舌が当たるたびに走る激痛を耐えることにはなった。講座終了翌日に飛び込んだ市の歯科総合センターは、苦痛から僕を救ってくれた。」
年末に悪いことがあれば、年始からは良いこと尽くめのはずだ!とポジティブに考える。そうそう、今年の初夢は入試問題の数学の関数の難問を解くという夢だった。夢占いでは、『最後まで解ききってから目が覚めた』とういことは、夢現塾受験生たちも入試で対峙する難問を時間内に解ききることができる!ということを暗示している(自己分析)。なんていい夢を見たんだ。答えが分数であることまでは覚えているが、正確な数字を生徒に伝えられないのが悔やまれるが・・・。
新しい年を迎え、授業で今年の抱負を何人かに聞いた。勉強に部活に私生活に・・・コロナ禍でもみんな前向きな発言をしていたのがとても心強い。さあみんな、今年の抱負や目標を立てたのなら、その思いを胸の中にしまいこまずに、まずは言葉にしてみよう。文字に起こしてみよう。そして声で発してみよう。通信を読み直してごらん。『ことばの力』は偉大だぞ!