先日、安田先生からある情報を入手し、授業後に本屋へと車を走らせた。
スポーツ総合雑誌「number(ナンバー)」の通算1000号目が創刊され、その記念号に現役選手から引退した選手まで、超一流のアスリートたちのインタビュー記事が掲載されているというのだ。しかもその前の999号は先日亡くなられたプロ野球の野村監督の特集だったという。
これは買わなければ!
今なら2冊同時に入手が可能との安田先生の言葉どおり、無事ゲットすることができた。
オリンピックメダリスト、世界チャンピオン、世界記録保持者…
さまざまなジャンルの『成功者』のたくさんの言葉が紙面を賑わせていた。
ではその言葉を紹介していこう・・・といきたいが、著作権やらなんやらの問題があるのでやめておく。いや、ここに軽々しく載せることがはばかられるほど1つ1つの言葉が重いのだ。
才能だけで成功したのではない。才能だけで夢をかなえたわけではない。「努力」があってこその成功だということの説得力が違う。そして、その「努力」の質が圧倒的に高いのだ。
超一琉の「努力」だけに、みんなが簡単にできるような努力ではない。でも、目標に向かって自分の頭でしっかりと考え、向上心を持って行動するということが「努力」には必要であることはとても参考になるだろう。そう、言われたことをやるだけでは「努力」とは言えないのだと。
たとえば、野球部の監督に「バットの素振りを1か月間毎日100回しろ。」と言われたとする。言われた通り100回素振りをする選手もいれば、それ以上の選手、逆にそれ以下、下手すると全くしない選手もいるだろう。1日の素振りの回数の違いの積み重ねが1か月後にどれほどの差になるのかはイメージできるだろう。
しかし、大きな差を生むのは回数だけではない。その1回1回の素振りで、相手ピッチャーをイメージし、球種、球のスピード、コースなどを意識しながら振っているか。何も考えずにただバットを振るだけの素振りと、頭を使った素振りでは質が全く違う。
勉強においても同じ。1か月後の成長した姿を頭で考えてから行動すれば、「努力」の仕方が見えてくるはずだ。