子どもの頃、「春」がキライだった。
鼻はムズムズしてくしゃみは止まらないし、なによりも、1年間やってきたことがリセットされ、新しい人間関係や新しい生活を、また一から始めることがいつも億劫だった。
また食べ物の好き嫌いが激しかったため、担任の先生が「給食を残さず食べなさい!」という厳しい先生にならないか、不安で仕方なかった(苦笑)
でも、今は「春」が好きだ♪
相変わらず鼻づまりなのに?
ああ、給食がなくなったから?(笑)
寒さにめっぽう弱いので暖かいのがスキ♪・・・
というのもあるが、菜の花が咲き、木蓮が咲き、桜が咲き・・・その他花々が芽吹き、花開いてゆくことで、春は季節の変化を「五感」で感じさせてくれる。
毎年変化の少ない人生の中で、春は確実に過ぎた時間を、また正月以上に1年の始まりを感じさせてくれる。
そして小中学生(高校生も)には、毎年春になると大きな変化(入学・卒業・クラス替え)がある。
その変化を肯定的に捉えられる人は、きっと春が好き(得意)で、当時の僕は少し「苦手」だったのだろう。
でも、大人になると日々の生活にそのような「変化」が少ない。
だからこそ、こういった「季節の変化」が嬉しく、楽しくなるのだろうか。
今日の『ゴリ夢中』(中京テレビAM 11:45~)という番組で、竜美丘会館近くの乙川の河津桜と、その桜を植えた方の1人が紹介されていた。
2001年(えええ!そんな最近だったの!?)に85人のボランティア方々によって堤防に植えられた桜が、今では岡崎の観光名所の一つになった。
小さな行動でも、たくさんの人を楽しませ、喜ばせる「何か」になることができる。
僕自身がそんな風に夢現塾生たちを楽しませ、そして成長させる「何か」になりたい・・・。
そんなきっかけを作ってくれるのも、「春」なのかもしれない。
今、僕は「春」が大好きです!