3月のこの長―い春休みも終盤?を迎えている。
いくら夢現塾で授業は実施されているといっても
1週間で
5時間の勉強量(中学生の場合)。
送り迎えの時間を併せてみても拘束時間は多く見積もっても6時間程度。
各小中学校の先生たちから指示された課題はそこまで多いとは考えにくい。
今日の日報のスタートで私が何を言いたいのか!
それは簡単。
「みんなにはまだ時間の余裕がある」ということ。
学校からの課題をこなし、テレビを見たり、YouTubeで動画を見たり、時に体を動かす。なかなか外には出かけにくい。少々退屈な日々を過ごしている夢現塾の
中学生に向けて、本日は私からおすすめ本を紹介していきたいと思う。
4月の入学式や始業式まではまだまだ
10日以上の時間があるぞ。
興味があったら本屋で手に取る、あるいはネットで探してみてほしい。
ブックオフやメルカリをうまく活用すれば意外にも簡単に、安価で手に入れることができる?かもしれない!
1冊目(
1時間目
=道徳)
「君たちはどう生きるか」
自分の生き方を決定できるのは自分だけ。人間としてあるべき姿を求め続けるコペルくんと叔父さんの対話形式で成り立っているこの本。
80年前に発行された名作が漫画になって再登場したもの。コペルくんの葛藤からきっと「何か」を学ぶことができると思う。
2冊目(
2時間目
=理科)
「わけがわかる中学理科」
理科の素朴な疑問点に答えてもらえる良書。「理由」がわかると覚えることはちょっとでいい、本に書かれているキャッチフレーズ通り、理科の「なぜ」に対する答えがいくつも書かれている。ちなみに同じシリーズで「中学社会」もあるから興味がある人はぜひ探してみてほしい。
3冊目(
3時間目
=社会・歴史)
「聞くだけで一気にわかる日本史」
本に書かれている内容がすべてCDの音声に入っているので、CDを聞き流すだけでも充分に勉強の教材として機能する優れもの。本の中の赤線部分だけを繋ぎ読みしてみても歴史の大まかな流れが分かるようになっている。新中学1年生、
2年生はこのCDを聞くことで楽に予習ができるはず。新中学
3年生にとっては今までの総まとめができて、入試対策としても使えるぞ。
4冊目(
4時間目
=英語)
「悪魔英語」
凄いタイトルの本だけれども、中はオール漫画でとても読みやすい。随所に出てくる「捨てる英語コラム」だけでも読んでみる価値は充分にあると思う。新中学
3年生で英語が好き、そんな生徒にこのコラムはとても納得してもらえると思う。本の中で知らない英単語が出てきても読み飛ばして大丈夫。
5冊目(
5時間目
=数学)
「文系の私に超わかりやすく数学を教えてください」
東大の教授が書かれた本。実はこの本には「R
16指定」の文字が。数学に苦手意識のある新中学
3年生に読んでほしい本。最終的には高校数学の内容に踏み込んでいるものの、そこまで難しくないので心配は無用。小学生が読むには少々辛いかな?
6冊目(
6時間目
=特別授業)
「上級国民・下級国民」
この本は完全に大人向けだけれども「学歴」と呼ばれるものが一体、今後の人生にどのような影響を与えるのか、そして今の日本の抱えている問題点や課題を浮き彫りにしてくれるとても考えさせられる本。本書のP
80からP
146だけでも読んでもらえるとちょっとした「恐怖」を感じてもらえることができるはず。
本を読む習慣がないまま、月日が流れ、この年齢になって改めて私自身が強く思うこと。
それは・・・
「本を読むことで教養を身につけなければいけない」ということ。
今回、私が紹介した本、
6時間目の本以外は「漫画」や「挿絵」がふんだんに使われているのでそこまで抵抗感を感じることなく、読み進めてもらえると思う。
夢現塾の折り込み広告の右下にはいつもこの言葉。
「頭と心を鍛える総合学習塾」
少し余裕のあるこの期間に、読書で「頭と心」を鍛えてもらえたらとても嬉しい。