本日は少々マニアックな日報を書くとしよう。
テーマは『スーパー戦隊』である。
『スーパー戦隊シリーズ』とは、皆様ご存じ東映制作による『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まる日本の特撮テレビドラマシリーズのことである。
こういう日報を書く以上「高橋先生は“スーパー戦隊マニア”なのか?」と思われる方もいるかもしれないが、マニアではない。
僕はすべてのシリーズの全部の回を見ているわけではなく、新しいシリーズが始まると初回~3回までは見る。
そこで “メンバーがヒーローになる理由” “悪の組織の目的”“演技力”“変身ポーズ”“変身グッズとロボットの格好良さ”等を見定め、1シーズン(1年間)通して見るかを決める。
現在放送の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は見ているが、前回の『爆上戦隊ブンブンジャー』は3話で挫折。その前の『王様戦隊キングオージャー』は完走。
『スーパー戦隊シリーズ劇場版DVD』は、20本程度は持っている。15年前の『海賊戦隊ゴーカイジャー』はDVDセットで購入。
東京ドームシティのヒーローショー専用劇場『シアターGロッソ』に行った回数は2桁にいかない程度。
この状態で“スーパー戦隊マニア”と言うのはおこがましい。
さて、そういう僕もこの日報を書くために改めて『スーパー戦隊シリーズ』を調べた。
放送開始は今から50年前。
『ウルトラシリーズ』『仮面ライダーシリーズ』とともに、長寿シリーズ。世界80か国で放映。
『スーパー戦隊シリーズ』には以下のルールがあるようだ。
【作品の主要な対象は未就学児童であり、“子供が初めて目にするドラマ”を念頭に、幼児に理解できるストーリー展開が心がけられている】
未就学児童対象であったか…(苦笑)。
【各戦士は人間の姿から“変身”してスーツ姿になり、その際に名乗りを行う】
「変身中に敵の攻撃を受けるのでは?」と考えてしまうのは野暮である。
【各戦士は色 (デザインは似ているが色は原色系で明確に違うというパターン) で区別されている】
シリーズ途中から参加する“追加戦士”が、色が派手(金や銀)。スーツのデザインも大幅に違いカッコいい。変身グッズも違いカッコいい。それなので僕はいつも“追加戦士”推しになる。
【複数のメンバーがチームとして力を合わせて敵と戦う】
「1体の怪人相手に5人がかりで戦うのは卑怯ではないか?」と考えてしまうのは野暮である。
【敵が巨大化し、メンバーも巨大ロボットに乗って敵と戦う】
各エピソードの終盤近くで展開される“見せ場”。ロボットの変形・合体・造形美が心に刺さった場合、まずはおもちゃ屋に行き、実物と値段を見て納得できたら購入。
ウルトラマン・仮面ライダーと、スーパー戦隊との大きな違い。
それは“人数”である。
ウルトラマンや仮面ライダーは、ヒーローが1人。
ライバルや仲間が出る作品もあるが、基本は1人で敵と戦う。
スーパー戦隊は、ヒーローが5人。
5人ひとりひとりに個性があり、物語があり、色がある。
そして5人で敵と戦う。
最後は5人そろってロボットを動かし、敵を倒す。
大人になった今でもスーパー戦隊を見続けてしまう魅力の1つは“ヒーローが1人ではない”という設定だろう。
僕の目の前の景色がそう。
教室にいる子どもたちは、みんながいろんな個性や特徴を持った、いろんな色のヒーローなのだ。
塾生、卒業生のみんなへ。
人生に悩んだときは、こう思ってほしい。
自分はヒーローなのだと。
そして周りにいる人も、君の仲間のヒーローなのだと。
追伸1 NHKの『発表!全スーパー戦隊大投票』(5/17放送)も、楽しく観させていただいたことは言うまでもあるまい。
追伸2 画像は私物の『学研の図鑑』である。
追伸3 すると次の日報のテーマは『キン肉マンの超人』か?(笑)