「犬派or猫派?」
散々擦られてきたこの質問がきたら、「どちらでもない。」と答えるだろう。どちらも好きで甲乙つけがたいということだ。犬を見るために秋田県大館市の秋田犬会館に行ったこともあれば、NHKで放送されている「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見て心が癒されることもある。ただし、いざ飼うとなったら別問題であろうが。
小学生の作文で「ことわざを使って書いてみよう」というお題を出した。生徒たちは色々工夫して書いてきたのだが、その中で「猫に小判」を実際に試してみた作文が面白かった。飼い猫に宝石を見せたときの反応を書いたものだ。結論としては反応を示さなかったらしく、やはり猫にとっては宝石の価値は分からないのであろう。逆に〇ャオチュールのような反応を示されても嫌ではあるが。
「猫に小判」ほどのメジャーではないものの、猫を使った他のことわざがある。
「鳴く猫は鼠(ねずみ)を捕らぬ」…口数の多い人に限ってしゃべるばかりで実行力が伴わないこと。
上のような性格を変えたいなら、何かをやろうと思ったときが大チャンス。「後でいいや」ではなく、その時にすぐにやってしまうという行動にまずは移してみよう。
「猫の首に鈴をつける」…良い計画と思われてもいざ実行しようとすると誰もやりたがらないこと
仲間が捕まらないようにネズミたちが話し合って、猫の接近を気づけるように猫の首に鈴をつければいいという名案を出した。でもつけるときに捕まりたくないので結局誰もやらないということ。そんな状況でも海へ飛び込むファーストペンギンは偉大である。
「能ある鷹は爪を隠す」…能力のある人は力を見せびらかすことなく隠しておくもの
英語では
「Cats hide their claws.(猫は爪を隠している)」というそうだ。能力を隠したままでなく、いざというときのためにその能力をしっかり磨いておこう。
「備えあれば憂いなし」だ。