「ディープフェイク」
聞いたことはあるかな?
僕も言葉を聞いたことはあったが、実際どんなものなのか、理解していなかった。
先日の特集番組を見て、大変興味深かった。
ディープフェイクは、人工知能(AI)技術を使用して実在する人物の顔や声を非常にリアルに模倣した、「ニセモノ」のビデオやオーディオクリップを作成する技術。ディープフェイクの語源は、「Deep Learning(深層学習)」と「Fake(偽物)」という2つの言葉を組み合わせた造語。
パソコン・スマホ・インターネットといった道具が僕たちの生活を便利にする一方、これから世の中にどんどん広がっていく、新たな課題・問題として避けられないのだそうだ。
コロナ禍で世の中に普及した画面越しのコミュニケーション。
直接会わなくても、遠くの人とリアルタイムに言葉をやり取りすることができる。
これによって、仕事や生活が大きく変わった。
でも、画面の向こうにいる人が本当にその人なのかを疑わなくてはいけない時代になってきているというのだ。
AIの発達で、言葉だけではなく、話している人の顔の表情や動作も生成することができる。
その結果、その人の写真とわずかな音声データがあれば、口を動かし、話させることができるのだそうだ。(驚)
番組では、リモート会議でお客さんの情報を移すよう指示した上司が実はディープフェイクによってつくられたニセモノ。
部下は指示された通り情報を移すのだが、それにより顧客情報が流出してしまったのだ。
まるで僕たちが子どもの頃に見た映画のような出来事が実際に起こっているのだという。
声も表情も高度に再現されたニセモノを疑うのは、非常に難しい。
アメリカの専門家も一般の人が見抜くのは「無理」だと断言していた。(汗)
AIで生成されたものはAIでしか判断できないのだそうだ。
大変な時代になったものだ。
結局これからの時代も、人と人の実際のコミュニケーションが大事。
直接伝えることが一番信頼できることなのかもしれない。
さぁ、明日から夢現塾では春期講座開講!!
「本物」の僕たち教師が授業を進めていくぞ。(笑)
小学生は、復習と応用問題を使って演習。
中学生は新学年内容をどんどん進めていくぞ!
一緒に頑張ろう!!