先週18年ぶりに、三重県にある
『鳥羽水族館』に行ってきた。
目的はもちろん、国内唯一のラッコである
「メイ」♀と
「キラ」♀を見るためだ。
今年の1月に福岡の
『マリンワールド海の中道』にいたラッコの
「リロ」♂が死んでしまい、国内で飼育されているラッコは、ついに
『鳥羽水族館』のこの2頭のみになってしまった。
そういえば、僕が初めてラッコを見たのは小学生の時だった。
12年前に他界した祖父に連れられ、従兄弟たちと一緒に伊良湖から船で鳥羽に連れて行ってもらった。
伊良湖~鳥羽間は、当時フェリーだけでなく、たしか『高速船』というのがあった(はずである)。
フェリーでは伊良湖~鳥羽間は約1時間かかるところ、半分の時間(30分くらい)で鳥羽まで行けた(・・・と思う)。
1983年に
『鳥羽水族館』にラッコが国内で初めて展示され、それ以降は日本の各地でラッコが飼育され始めた。
ピーク時は日本国内で、122頭も飼育されていたそうだ。
そう、ラッコはけっして珍しい動物ではなかった・・・。
2014年までは、豊橋の実家の近くの
『のんほいパーク』にもラッコはいたため何度も見ることができたのに、今や日本でたったの2頭!?
本当に貴重な動物になってしまった。
この
『鳥羽水族館』のメイ(20歳)とキラ(16歳)も、どちらも高齢のため、もうそんなに長くは見られないだろう。
そして3月17日からは、このラッコたちの観覧方法も変わるそうだ。
どうやら水槽前で、ずっと立ち止まって見ることはできなくなるようだ。(※1分間だけ立ち止まって見られる。)
https://aquarium.co.jp/topics/250201_01
先週行った際も、他のお客さんが水槽前から全然動かず、いつまでたっても目の前で見ることができなかった。
諦めて水槽斜めから写真を撮り終え、僕たち夫婦がラッコの水槽から離れた時、近くにいた大学生くらいの男の子が、
「ねえ、ねえ、イエティってどこにいるのかな?」
と一緒にいた彼女(?)に聞いていた。
「えっと・・・あっちの部屋じゃないかな?」
二人は仲良く手をつないで、その場を立ち去って行った・・・。
おいおい!
「イエティ」(雪男)がいるわけないだろ!?
そんな未確認生物(UMA)がいたら大変だよ!?
「マナティ」の間違いだろ!?
彼女さんも気づいていなかったのか、それともあえてツッコまなかったのか・・・。
真実は分からずじまいだった・・・。
↑これが
「イエティ」(雪男)です(笑)
アイキャッチの画像が
「マナティ」です。
追記
こちらのリンクから、
『鳥羽水族館』のライブカメラがYouTubeで観ることができるので、良かったら観てくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=X6C2hpunZ8c
他にもアップされている動画には、どれも癒される・・・。
それにしても、飼育員の石原さんとのやりとりは、めちゃめちゃ可愛い。
まるで孫とおじいちゃんを観ているようだ(笑)