ブログのネタ探しの1つとして、担当日の日付の過去の出来事をまとめたサイトを見ることがある。社会や数学などに関係する出来事から今の話題にうまくつなげていくという手法だ。
今回の担当日は10月9日。ナポレオン、幸徳秋水、バラク・オバマ、マララ・ユスフサイ・・・となかなかのキーワードが出てきたものの、ブログネタとしては自分の技量が及ばず不採用。テレビドラマ「北の国から」の放送開始日、アントニオ猪木がルー・テーズを破った試合日など、自分も含め夢現塾生にはかなりハードなネタもあったがこれも当然却下。
ということで10月9日→109にして再考。渋谷109の知識はほぼ皆無なので、ここは強引に109ではなく119、117、177といった電話番号に変換して攻めることにしよう。
事件、事故は110番。大学時代、一人暮らしのアパートの玄関前で、知らないおじさんが数10分間ゴソゴソしていたのが怖くて1度だけかけた記憶がある。火事や救急は119番。去年の交通事故(信号無視の車と衝突)では、救急車を呼ぶまでの緊急を要する怪我ではなかったのが不幸中の幸い。
177番は天気予報サービス。スマホの普及で利用頻度が大きく減ったそうだ。この天気予報サービスの177番は、もともとは立憲改進党を結党した「大隈重信」宅の電話番号だったそう。明治時代の本格的な実用電話のサービス開始時、電話番号は申し込み順に割り当てられていたそうで、大隈重信は177番目ということらしい。
同時期に自由党を結成した板垣退助をはじめ、福沢諭吉や樋口一葉、そして渋沢栄一と教科書に掲載されている明治時代の偉人たちが続々と紙幣の肖像画になっていく中、大隈重信はまだ肖像画として採用されていない。日本の通貨の単位「円」の制定にも携わった人物だけに、関係者は次こそはという思いをもっているらしい。
大隈重信はのちの内閣総理大臣になった人物。岡崎市の市長・市議会議員選挙が終わり、国会では石破茂新総理が誕生し、さっそく衆議院を解散、総選挙が行われるなど政治関係の話題が多い10月。ちょうど中3生が公民で政治を学習中で、理解を深めるのに非常にいいタイミングだ。身近な話題やニュースを結びつけて覚えることで、より定着を図っていこう!