みなさんは漫画を読むだろうか。
中3受験生は「そんな娯楽は受験終了まで封印だ!!」と強い意志でどこかにしまっているだろうか。
わたしも漫画を読む。しかし書籍のかたちで購入することはほぼなく、アプリ内で電子書籍を購入し読むことが多い。
場所を問わず読むことができてとても便利である。
最近は温かいお風呂につかりながら楽しむこともある。
世の中にはたくさんの漫画や漫画アプリがあふれており、〇〇話無料!〇〇巻無料!!などと無料お試しサイトも選べないほどたくさんある。
また、有名な場面や1話のはじめだけをTwitterに載せて宣伝している人もいる。
気楽に読めるからこそ、いいねがたくさんついているとついついクリックして読んでしまう。
そこで今日の日報では、つい先日Twitterで見つけた『左ききのエレン』という漫画の一部を紹介したいと思う。
「才能とは集中力の質である。」
という吹き出しではじまった漫画。
才能と聞くと‘‘生まれ持ったもの’‘というイメージを持っていた私は「ほうほう」となった。
確かに、スポーツ選手や職人や何らかに精通している人の努力は並大抵ではないと思う。
その勉強や練習に不可欠な『努力』に『集中力』が必要だというのだ。
そしてこの漫画では次にこう続く。
『分野によって求められる集中力は違う。集中力の質にはタイプがある。
集中の「長さ」「深さ」「早さ」のかけ算が集中力の質となるのだ。』
と。
「深さ」は集中力の強度。
「長さ」は集中力の継続時間。
「早さ」は集中するまでにかかる時間(瞬発力)。
とのこと。これだけ見てドキッとしたそこの君。
自分は「浅い」集中力で、「短い」時間で飽きてしまい、「遅い」スピードで取り掛かるタイプだ!と…。
これだけ見るとたしかに努力の才能が皆無な気がしてしまう。
でも、悪いことばかりではないそうだ。
「浅い」集中力の持ち主は、言い換えると『要領よく複数のことが同時にできる』ということだ。
すぐに飽きてしまうとしても、教科を変えたり、違うトレーニングを複数したりすれば結果を出すことにつながるだろう。
「深い」集中力があっても、「遅い」集中力で、調子が出るまでに時間がかかるタイプ。
これも、のめり込むと一つのことに集中してしまい周りのことが見えなくなるが、抜群の精度で取り組むことができるなど…。
授業中などでも、「しっかり集中してやれよ~」と無意識に言ってしまうことも多いが、自分のタイプを見極めて良いところを生かす勉強法を探すのはどうだろうか。
勉強する場所や時間、体勢やお供のお菓子や飲み物のチョイスなど…。
自分の集中力が発揮できるポイントをぜひ見つけられたらいいよね。
中3生にとっては勝負の冬がやってきた。
集中力を盛大に発揮できるであろう夢現塾の教室で、この冬も一緒にビシバシがんばっていこう!!
※上記は『左ききのエレン』作者「かっぴー」さんという方のTwitterで実際に漫画で読めます。気になったら探してみてくださいね。