仕事帰り、僕は本屋に寄る。
本屋に寄る頻度は、週2~4日程度である。
新規の本屋に行くことはなく、店内の配置が分かっている3店舗のどこかに寄る。
数年前にも本屋にまつわる内容の日報を書いた気もするが、僕も皆さんも内容を覚えていないと思われるので(苦笑)、このまま本屋の話を続けるとしよう。
※うろ覚えであるが『本屋に入ったらどういう順序で本のコーナー(ジャンル)を巡っていくか』という話だった気がする…。
今は本をネットで買える時代である。
『書店の閉店相次ぐ』という見出しのネットニュースが時々流れる。
閉店の要因として「若者の活字離れ」「出版不況」「オンライン書店」など、ニュースによって分析は違うものの、書店が減っているという事象には変わりはない。
そう考えると仕事帰りに気軽に本屋に寄るという行為は、数年後にはとても贅沢な時間の使い方になっているかもしれない。
本屋に行くには、休日に遠くまで足を運ばなくてはいけない未来が待っているかもしれない。
もしくは本屋に行くということ自体が、ほとんどない行為となってしまう可能性もあるが…。
先日、ふと考えた。
『帰宅する途中で本屋に寄ることは寄り道なのか?』
寄り道とは【通行のついでに立ち寄ること。また回り道をして別のところへ立ち寄ること。】と、辞書には書いてある。
なるほど。
家が目的地であれば、本屋は寄り道となる。
しかし本屋が目的地であれば、寄り道にはならない。
はて?
すると寄り道という行為は『目的地に着くまでに、無駄なところに寄ってしまったな』と思ったら寄り道であり、『○○を経由して帰ろう』『ちょっといつもとは違う道で帰ろう』と意思を持って行くのであれば、寄り道ではないということだ。
ということは、考えようによっては人生に寄り道は存在しなくなるということではないか!!
では僕は自信を持って言える。
「我が人生に寄り道なし!」と。
皆さんも“時間を贅沢に使っているな”と感じたら、それを『寄り道』と思ってはいけない。
それは『良き道』である。
追伸 2回目の移動教室を行います!!詳細は後日ホームページの新着情報にて!(学年は小5~中2。12月1日(木)の予定です)