卒業生を送る会が終了して、早5日が経過。
夢現塾18期生たちも進学先の高校に出向き、真新しい教科書を購入した頃かな?
人によっては新しい自転車を購入。
または定期券の購入などばたばた動き回る毎日を過ごしていることと思う。
新しい生活に向けた動きに心うきうき。
新しい扉が開いたところかな?
ところで、ここから始まる高校生活。
勉強の面での不安がどうしても付きまとってしまう。
その中でやはり高校生活のスタートダッシュを切るためにも…
「英語」と「数学」は早い段階から少しは勉強を進めたいところ。
「英語」に関しては何を行えばよいのか?
これは非常に簡単。
それは…
英単語の参考書を早い段階から読んでほしい。
進めてほしい。一単語でも多く身につけて高校生になってほしい。
これが一番かな。
きっと以下のような英単語の参考書が自宅の手元にあると思う。
例えば…
例1:LEAP
例2:速読英単語
例3:Core1900
など
これが実物。うちの娘が現在使用中のもの。
どうしても塾生にとって、英単語の勉強というと日本語を英語に直す練習に重きが置かれていたと思う。
しかし、高校英語はまず何が大切かというと語彙を増やすこと。
つまり
語彙を増やす=英語から日本語に変換できる単語数を増やすこと。
この一言に集約できると思う。特に名詞と動詞。
なぜこの2つが重要なのか、この2つが日本語で言うところの主語と動詞になるから。
主語と述語が分かれば間違いなく英語の長文は読みやすくなるよね。
みんなは公立高校のB日程に出題されたinsectという単語、意味は分かった?
意味は昆虫だね。あの単語、昆虫と知っていた生徒はずいぶん、長文の解釈が楽になったと思う。
ではその手元にある英単語の参考書をどのようにして活用していくのか。
ただ、やみくもに単語帳だけを眺めて…
「うーん、分からないなあ」
「こんな単語、中学校の教科書にはなかったよ」
などとぶつぶつ嘆いていても先に進めることはできない。
今日から数えて高校の入学式までにおよそ2週間程度の時間がある。
1日仮に100個の単語を覚えるだけでもざっと1400単語ほどの語彙を身につけることができる。
「え?1日100個も覚えるの?」
そんな風に感じた塾生もいると思うけど…
心配ご無用
1400個の中に何個か今までの履修した単語も含まれている。
そして先ほどの繰り返しになるけれど、英単語を書けるようにすることではない。
英単語の意味が言えればよいというだけなのでそこまでの労力はかからない。
ちなみに単語帳の中はこんな感じ。
これは速読英単語。
「英単語、暗記する際の注意点」
1:英単語の意味が言えればよい。ただし可能な限り発音は正確に。
2:スタートで1から100番までの英単語の確認を終えたら次の日は1番から200番の英単語の確認をすること。過去に行ったことを翌日、繰り返すこと。ここがポイント。
最初は大変に感じるかもしれないが、慣れてしまえば過去の単語は意外にスムーズに確認することができるはず。
3:英単語に複数の意味があったらまずは1個目のものだけを覚える
一度に複数の意味を覚える必要はない。
この3つに関して自分で実践する際、前提として知っておいてほしいこと。
それは…
完璧さを求めてはいけない。
これ、重要なのでもう一度、言うよ。
完璧さを求めてはいけない。
高校によってはいきなり4月初旬に英単語テストという高校もあるかもしれない。
あるいは入学式にいきなり英単語の参考書で課題を出されるかもしれない。
「やれ」と言われる前に動くことができるのか!
これは高校の学習で好スタートをきれるかどうかの分岐点。
最後に使い古された言葉を新高校1年生に贈ろう!
「大学受験にフライングはない!」
もう高校受験は終了した。
次に向かうは大学受験。
どんどんフライングしてスタートダッシュをしてほしい。
語彙が増えることによってみんなが戸惑う「英語の予習」
これが間違いなく楽になるから。
信じて実行してよ。
4月3日の「高校準備講座」で元気な顔に会えることを楽しみにしている。