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夢現塾日報 blog

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挫折(目)

2022.01.18

大学入学共通テスト初日、東京大学前で事件があった。日本一、医学部への進学が多い超進学校の東海高校生の起こした事件ということでも大騒ぎとなっている。過去にも、進学校に絡む事件がある度に、「勉強がそんなに重要なのか…」という話になるのが嫌だ。世間の進学校に対する風当たりが強くなる。僕自身は、事件を起こした本人の問題だと考えている。大切なことを学び損ねてきたと思うのだ。進学校が悪いわけではない。

学園ドラマは大好きでよく見るのだが、納得いかない時がある。具体例の一つをあげれば「ごくせん」だ。ヤンクミ先生は本当に素敵な先生なのだが、第3シリーズにこんな話があった。



ヤンクミ先生が勤めている赤銅学院の近くで、バンダナで顔を隠した集団暴行事件が多発していた。赤銅の猿渡教頭は問題児の多い3Dクラスをひたすら疑っているが、実際の犯人は超進学校の青芝学園の生徒たちだった…。

ありがちなストーリーだが、この青芝学園の奴らが悪い悪い。超極悪人である(笑)。全員が眼鏡をし、人を見下している。集団暴行を問い詰めても、「世直しをするためのクズ撲滅作戦」だと言う。赤銅の生徒が「殴りたかったら殴ればいい。けどその足で警察に行くけどね。」と言えば、「警察や、世間の人は、どっちの言うことを信じるかな。君たち普段から大人に信用されないでしょ。」と煽る。さらには、「君たちみたいなクズのいうこと誰が信じるかな。」「僕らはこのまま行けば人生の勝ち組です。この連中は社会では価値のない人間でしょそんな連中に未来はないです。」と言い放つ。

ドラマ的には、お決まりの壮大な音楽と共にヤンクミが登場し、「私は信じるよ!」「未来はあるに決まってるだろ!」「確かにこいつらは世間から見たら落ちこぼれだけれども、みんなおまえらと一緒でいろんな可能性を持ってるんだ。たった一歩踏み出してないだけで同じ未来がある。踏み出したらそこから変われるんだ!」と言い切り、「よっ!ヤンクミ!最高っ!」となるのだが、絶対にこんな進学校はないと思って見ていた(笑)。

ドラマ的には「勉強のできない高校=いい奴、勉強のできる高校=嫌な奴」という展開がよくあるが、大嫌いだ。そんなことが実際にないのはほとんどの大人はわかっていると思っているのだが。

僕らは知っている、勉強をしっかりと頑張ってきた多くの生徒たちを。彼らは努力する素晴らしさを知っている。想像力もあるから、他人の嫌がることをしない。そして、多くの生徒たちが挫折も経験し、ちゃんと学んできた。

進学校が悪いわけではない。勉強が悪いわけではない。実際、2020年の法務省『矯正統計』によるとこうなるっている。



上記データによると、2020年に新たに刑務所に入った新受刑者は、男女合計17,464人で、中卒者が34.83%と最も多くなっており、国民全体での中卒者割合6.3%(現30代)を考えると、この比率はかなり高い。一方、大卒者は、6.63%ほどしかいない。刑務所入所者の学歴構成は、国民全体の最終学歴(現30代、中卒:6.3%、高卒:41.4%、短大・高専:22.5%、大学・大学院:29.9%)とかなり隔たっている。ちなみに、新受刑者の半分近くは、血気盛んな20~30代の若者である。

育った家庭環境や出会う人に恵まれなかった云々と言った問題を言い出したらきりがないだろう。同じように勉強がどうのこうのではないと思う。それよりも、17歳で人生に絶望して事件を起こすということは、「挫折」を経験していないのではないか。せっかくの学ぶ時期に事件を起こしたのである。敢えて言わせてもらう。バカである。

幼稚園で挫折する子もいるが、社会に出てから挫折する子もいる。勉強で挫折する子もいれば、スポーツや恋愛や容姿や人付き合いで挫折する子もいる。人それぞれである。

勉強に関して言うならば、卒業生で本当に優秀な子がいた。通っていた中学ではほとんど勉強せずに学年1位をよくとる。そんな調子で、岡崎高校にも余裕で合格する。岡崎高校でもそんなに苦労せずベスト10にいて、当然のように第一志望の京都大学に合格した。優秀なので、さらには某省庁の官僚になったのだが、遊びに来た時に話してくれた。

京大に進学して、初めて勉強で挫折しました。僕が3回聞いてやっと理解できることを、1回で理解する奴らがウヨウヨいるんですよ。中3の時に、先生が『いつか努力しなくちゃならない日がくるぞ、その時にちゃんと努力できるように心がけておけよ』って話してくれて感謝しています。この4年間は正にそうでした。勉強でコテンパンに挫折しました。だから、努力するようになりました…

さらに強く、立派になった彼の話を聞いて嬉しくなった。

そう、「挫折」を学ぶことは重要である。そして、その時にどう動くかはもっともっと重要である。

「挫折」から這い上がり、未来を切り開く方法なんていくらでもあることを塾生には声を大にして伝えたい。

 

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.


挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。


アルベルト・アインシュタイン(ドイツの理論物理学者)


 

追伸

先日の成人式のニュースを見ていたら、「成人になっての抱負は何ですか?」に対して「コロナが解決してほしいです。」と答えているシーンをいくつか見た。これは超恥ずかしい(笑)。抱負とは、心中に持つ決意・計画などを指す。「〇〇になれるよう、△△する」と、具体的に述べることが大切だ。「コロナが解決してほしい」は願望だ(笑)。
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