先日の現小6(新中1)の最後の作文テーマは「ありがとう」であった。
私は日々、作文のテーマに悩んでいる。
というのも、現小6の生徒たちは去年私が国語を受け持っていなかったため、王道のテーマを出すと、夢現歴の長い子たちから「それ前書いたよぉぉぉぉぉ。」と悲痛な叫びがきこえてくるからである。
最後の作文にふさわしいテーマはないかと思い悩んでいた時、最近のひそかなマイブームである『私が入社するはるか昔の夢現塾日報を読み返す』をしていたとき、渡辺先生が最後に「ありがとう」というテーマで書かせたよという日報をつづられているのを見て、恐縮だが、マネをさせてもらった。
両親に、先生に、友達に。6年間一緒に頑張ったランドセルに。悲しい思いや楽しい気持ちを聞いてくれたペットやぬいぐるみに。生徒たちのたくさんのありがとうに心がいっぱいになった。
生徒の作文はただの作文ではない。
作文は作文なのだが、生徒たちの好きなものがわかったり、友達関係がわかったり、大切にしているものがわかったり、いつもはふざけている子が意外とまじめに将来を考えていたり、いつもはもの静かな子がファンタジックで感動的な空想話を書いてきたり。
中には私にわかりやすいようにイラストや注を添えてくれたりと…
(↓最近の超大作)
もちろん生徒たちの国語力を上げるべく日々添削に全力を注いでいるが、生徒たちの個性あふれる作文を読むことはとても楽しいと感じている。
心の中に考えていること、感じたことをこれからものびのびと書いていってほしいなぁと思っている。
(漢字ミスや日本語のおかしいところ、原稿用紙の使い方などはしっかり直していくからね!)
さて、今年度も私は緑丘校新小6の作文を受け持つ。
どんな作品が提出されてくるのか…。今から楽しみで仕方ない。
追伸 中3受験生のみなさんへ
ついに明日がB日程の試験になるね。大丈夫。夢現塾出題大予想プリントからばっちり出るから安心して、落ち着いて頑張ってきてね。
そして…感動的な(?)ユーモアあふれる卒業作文を楽しみにしているぞ!(笑)