7月1日。今日は特別な日である。
私の日報担当の日に選ばれたのは光栄だと勝手に思っているぐらいだ。
そう、今日は私にとって待ちに、待ちに、待ちに、待ちに待ち続けた日。
東京ディズニーリゾート再開の日なのだ。
私がYouTubeでチャンネル登録をしているのは97%をディズニー系YouTuberで占めているが、やはりどの人もここ最近の更新は少なく、人がいない舞浜駅やリゾート周辺の映像ばかりがアップされていた。
しかし、今日は違う。
最近流行っている”モーニングルーティーン”とやらを私のパターンで少し紹介すると
①起きる
②ひたすらゴロゴロする
③スマホを手に取る
④LINEやメールをチェック
⑤Instagramでストーリーと投稿を見ながらひたすらいいねを押す
⑥ベッドからやっと出る
この⑤の段階に本日は大幅な変化が見られた。
会ったこともない人たちではあるが、私はこまめにディズニーをこよなく愛す人たちの投稿をチェックしている。が、休園になってからは毎日懐かしいショーやパレードの写真ばかり。
悲しいかな、思い出の写真がアップされればアップされるほど、休園しているという現在の状況を受け入れなければならなかった。
少しずつ自粛ムードも静まり、世間は徐々に明るくなり始め、夢現塾にも笑顔が戻ってきたように、街にも輝きが戻ってきた気がする。
しかし、私の大好きなものはまだ過去を生きている。そう思うと悲しくなった。
ディズニーだけではない。私の生き血といってもいいほどの劇団四季も経営していくうえで、かなり厳しい状況に追い込まれているようだ。
劇場だってテーマパークだって、本来は人が集まる場所であり、みんなが笑顔になれるはずの場所なのに…
そんな沈んだ気持ちを打ち破るかのように急遽発表されたのが、ディズニーリゾートの再開だった。
「やっと行ける」そんな喜びは二の次だった。
「やっとパークに笑顔が戻ってくる」それが一番、何よりも嬉しかった。
以前の日報でも書いたことはあるが、私がディズニー、そしてミッキー・マウスが好きな理由は「かわいいから」「楽しいから」がメインではない。
ディズニーリゾートを訪れるゲストや、ミッキー・マウスを見たゲストたちは、誰も彼もが揃って幸せそうな顔をするからだ。
大人も子どもも夢中になる、陳腐な言い方ではあるが、まさに幸せあふれる場所であり、愛されるスーパースターこそ、ディズニーリゾートであり、ミッキー・マウスなのだ。
熱くなってしまったが…
話を本日のInstagramに戻そう。
止まっていた時が動き出したのだ。
アップされている動画や写真に私は思わず涙していた。
パークの外には今か今かとオープンを待つ人たち。笑顔で手を振りゲストを迎えるキャスト。そしてこの声が響き渡ると、思わず歓声が上がった。
「みなさーん!こんにちは!みんなで楽しもう!」ミッキー・マウスの声だ。
ディズニーリゾート公式の投稿には、シンデレラ城の写真とこんな言葉が添えられていた。

笑顔が似合う場所には笑顔があるべきであり、またその笑顔に会いたいから、迎える側は常に
努力という魔法をかけることを怠らない。
だからこそ、誰もがまた来たいと願い、誰もがディズニーマジックにかかっていく。
夢現塾はどうだろうか。
ムゲンマジックがあるかはわからないが、毎週毎週来るのを楽しみにしている子がたくさんいてくれたら、私たちは嬉しい。
小学生はMJテスト、中学生は定期テストが終わってホッとしている子もいれば、落ち込んでいる子もいるだろう。でも、どんな子もゲートをくぐれば笑顔になり、帰る時にはまた明日から頑張ろうと、来た時よりももっといい笑顔で帰っていくような場所こそ、最高の塾だと思う。そここそ夢現塾だ、と言ってくれるような子が増えるといい。
ディズニーリゾートは今日から。
夢現塾は今日もたくさんの笑顔を待っています。