先日の高須先生のブログにあった「今日は何の日?」に興味を惹かれ調べてみた。皆さんご存知だろうか。今日5月19日はボクシングの日だそうだ。
と言うことで、今日のブログはボクシングについて書こう!
いやいや待てよ。ボクシングの知識なんてないぞ。それでブログを書くなんて見切り発車にもほどがある。
しばらく考えた結果、僕が過去の5月19日にしていたことについてブログを書こうと思う。しかしピンポイントで5月19日の記憶なんてあるはずがない。ということで早速自分のSNSの過去を辿ってみた。この日に何もしていなかったら、どうしようと不安を抱えたまま調べてみたが、昔の僕は5月19日に何かをしていた。
ある年の5月19日、僕はネパールにいた。
これが実際の写真だ。
久しぶりに写真を見返すと、当時の記憶が思い出される。
ネパール人に馴染んでいる僕。(笑)現地の人に「ゲンキ!お前、グルン族に似てるな!」と言われたのが懐かしい。(グルン族・・・ネパールの民族の名前の一つ)
さて、この年の5月19日、僕はネパールでこの写真の人たちとあることをしていた。厳密に言うとこのネパール人を対象にあることをしていた。
さあ、それはなんでしょう?
シンキングタイム!
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答えは、これ!
日本語を教えていました。
といっても、期間限定の2日間くらいだけですが。詳しく説明すると、現地で仲良くなったネパール人の知り合いが日本語学校の先生で、その学校のある1人の先生が休暇でいなくなるから代わりの先生を探している。そんな時に現れたのが、僕。突然だけど、明日から日本語を教えてやってくれないかとの依頼があった。ということで、ネパールで日本語教師をやることになった。「え、明日??急すぎでしょ!というより、俺がいなかったらどうしてたの?」とツッコミどころはいくつかあったが、翌日実際に先生をやってみた。
混乱で終わった授業だったと記憶している。原因は、教師歴が浅いことなどいくつか考えられるが何よりも言葉だ。
「日本人がネパール人に英語で日本語を教える。」
学生からの質問はネパール語交じりの英語。ネパール語訛りの英語ではなく、英語を話す中にネパール語を挟んで話してくる暴挙。それにこれまでに覚えたのであろう日本語も追加でコミュニケーションをとってくる。頭の中は、パニックだった。いや、大パニックだ。ネパール語をそんなにナチュラルに英語に挟まれても分かるわけがないぞ。(笑)「ナマステ」と「チャカニ?(お茶いる?)」くらいは覚えたが、それ以外は覚えきれていない。(笑)あまりいい授業ではないと思っていたが、なぜか授業後学生からは写真を撮ってほしいと廊下まで行列ができていた。そして、それが終わるとカフェツアーに連れられた。あの授業でネパール人の学生は心を掴まれたのだろうか。今でも不思議で仕方がない。(笑)
いずれにしても、ちょっとした有名人気分を味わった、記憶に残るおもしろい経験をした日だ。
教師歴が当時の4倍くらいになった今、日本人がネパール人に英語で日本語を教えたら、どうなるだろうか。いつの日かリベンジできたらいいなと、このブログを書きながらやりたいことが一つ増えた2020年5月19日でした。
p.s.
塾生のみんな!数年後、数十年後、今を振り返った時に「コロナで学校行けなかったけど、〇〇したな」なんてことを鮮明に思い出せるような今を過ごしたいね。あの時ダラダラしたな~なんて思い出したくないよね。