うれしいときー。
うれしいときー。
クイズ番組「東大王」で東大生より先に答えが分かったときー。
クイズ番組「東大王」で東大生より先に答えが分かったときー。
『いつもここから』風に読んでいただきたいのだが、最近めっきり彼らの姿を見かけないので、気になった方は「夕日が沈むとき」とsiriに話しかけてください。
クイズは昔から好きなほうだ。決まった番組を視聴しているわけではないが、CM中にチャンネルを変えたときにたまたまクイズ番組にヒットすると、クイズを解くのにはまってしまい、ついついチャンネルをそのままにしてしまう。
そういえば数年前、ゲームセンターでオンラインのクイズゲームがあり、全国のクイズ愛好家との対決にはまっていた時があった。広く、浅い雑学知識には多少の自信があるので、序盤は順調に勝ち進んでいくのだが、中盤からのレベルの高い対戦者になると、ヒリヒリするような一進一退の攻防となり、それがたまらなく楽しく、そして彼らの知識力に敬意をもつこともしばしばだった。
・・・のはここまでで、何とか彼らを倒して(もちろん何度もコンティニューをしました)勝ち進んでいった先に君臨していたのは、知識と経験を積み重ねたクイズ王ではなく、おびただしい100円玉を積み重ねたインチキクイズ王であった。早押し問題の一文字目が出た瞬間に早押しボタンを押し、見事に正解をするという神業。相当な額をつぎ込んだであろうその「財力」によってクイズゲームのほとんどの問題を暗記した彼(彼女?)の存在によって、僕の足はゲームセンターから遠のいていったのであった。
僕は授業中にインチキなしに積み重ねた広く浅い知識を話すことがある。その雑学に興味を持ってメモをする生徒がいる。逆に生徒の話から興味を持って調べることもある。雑学というわけではないが、先日ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が化学に興味を持ったきっかけは、小4の時の担任が紹介した「ロウソクの科学」という一冊の本だそうだ。
夢現塾での教師の、生徒のちょっとした一言から、大きな何かを生み出す力があるかと思うとおもしろい。
夢が生まれ、そして夢を現実に。
たかが雑学、されど雑学。