「台風怖いね。大丈夫かなぁ。」
近づいてくる台風の状況を刻々と伝えるテレビの映像を見ながら、娘も心配そうな表情をしていた。
先日の台風19号の接近した日は安全確保のため、対策授業のあった生徒には日程の変更をお願いして、夢現塾も休校の措置をとった。
あまり経験のない規模の台風とあって、塾生も不安だっただろうね。
我が家もお風呂いっぱいに水を張り、鍋という鍋に水を入れ、水筒という水筒に沸かしたお湯を詰め、出来る限りの準備をしていた。
風速が秒速50mを超すとスリッパもガラスを突き破る。(驚)
そんな映像を見せられ慌てながら雨風が強まる中、外の植木鉢をひもで縛っていた。
改めて災害への備えを確認していたご家庭も多いことだろう。
それでもいざ近づいてくると不安は高まる。
幸いこの地域の多くは大きな被害を受けることがなかったため無事だったことに安心した。
しかし次の日、テレビを見て唖然とした。
実家のある長野市の一部が水没した様子がテレビに映し出されていたからだ。
「千曲川」は、地域は異なるが、僕が通っていた高校のすぐそばを流れている川だ。
すぐに実家に電話をかける。こちらも幸い実家の地域は無事だった。
母も寝起きしている二階で朝テレビを見て、一階は水没していると覚悟したそうだ。
最近は一つ一つの自然災害が大きいと感じることが多い。
台風や地震、これからも遭遇する可能性は十分ある。
みんなもまずは「命を守ること」が大事だ!
そして周りで困っている人がいたら手を差し伸べる行動に移せる人になろう。
台風で被災された方々には心からお見舞い申しあげると共に、復興に尽力されている皆様にはくれぐれも安全に留意され、ご活躍されることをお祈りいたします。