今月の西三河中学校選手権大会をスタートに、西三河地区の夏の大会が始まった。
いよいよ最後の大会となる3年生は、今日も頑張っている事だろう。
一日でも長く続くことを祈っているぞ!
その一方で、どの競技においても勝敗はついてしまう。
塾生の中にも引退を迎えた生徒がちらほらと出てきた。
どんなに強いチームでもちょっとした歯車がかみ合わなくなることで敗けてしまうことがあるのだ。
でも、出来る事なら負けても悔いのない終わりが迎えられたらいいね。
全力を出し切ったうえでの勝敗は、きっと次につながっていくからね。
先日、ある天才の逸話を扱った番組をたまたま目にした。
大学野球の全日本エースだったその人は、8球団からのドラフト1位指名の予定を断って一般の会社に就職した。
「大好きな野球を辞める時期は自分で決めたい」
それが彼の理由だ。
スポーツの世界はイチローのように自分で引き際を決め、さらにそれを祝福されながら終える選手は一握り。
ほとんどは「戦力外通告」という形で引退を迫られる。
それならば自分の納得する形で野球を辞めたいと決めたのだそうだ。
それまでたくさんの努力をしてきた人だからこそ選んだ「美学」に違いない。
彼の例は極端かもしれないが、塾生たちも後悔のない引退を迎えてほしいと思う。
高校に行ってからも同じ部活を続けようという塾生も多いだろう。
それでもこの3年間頑張ってきた集大成の夏。
心から応援しているぞ!
そして引退を迎えたら次の大勝負。受験に向けて気持ちを切り替えて頑張っていこう!
追伸
僕がそうだったように、引退がまだまだ先の吹奏楽部などの部活諸君も頑張ろう!(笑)