正月の三が日中に、我が家では京都を必ず訪れる。もはや年中行事だ。
理由は正月三が日中にだけ、六波羅蜜寺というお寺で授与される「稲穂」を頂くためだ。
(※写真は我が家のものではありません。飾りは有料のため我が家はもう少し質素ですw)
その後の楽しみが、祇園花月。そう、『吉本新喜劇』だ。
今年は先行予約で最前列ど真ん中のチケットをゲットできたため、ワクワクしながら1月3日、京都へ向かった。
しかしながら正月の京都の祇園は、とにかく駐車料金が高い!
場所によっては、コインパーキングで15分800円など、恐ろしい金額だ。
とてもじゃないが祇園には車は駐められないと言うことで、その日宿泊するホテル近くの駐車場(こちらは24時間600円!)に駐車し、ホテルからはバスで祇園まで向かうことにした。
バス代はホテルから片道230円の往復460円だが、吉本新喜劇のあと京都駅へ行く予定だったので、バスには3回乗る予定。そこで、「市バスの1日乗車券」を購入しようと考えた。
コレは600円で一日乗り放題なので90円安くなるし、なにより小銭の手間が省ける。
以前購入した際はコンビニで購入したので、今回もホテル近くのコンビニへと向かった。
コンビニに入ると真っ先にレジへ向かい、若い女性店員に
「バスカードを2枚ください。」と告げた。
すると数秒の間があり、その店員さんが手にもって来たのがコレだった。
しばらく考える僕。コレは京都ならではのなにかしらの禅問答か?理解に苦しむこと4~5秒。
あ~!、「バスカード」=「マスタード」か!?
「いや、え~あの~・・・『バスの1日乗車券』です!」
しどろもどろで伝えると、店員さんは数秒考えると
「あ、ありません!」と笑顔で答えた。
な・・・ないんかい!ツッコミを入れたいのと笑いを必死でこらえ、「じゃ、じゃあいいです・・・。」と店をでた。
それ以上笑いをこらえきれず、店の外で一人で笑っていると、一部始終を後ろで見ていた妻が「面白かったね。」とニヤニヤしながら店から出てきた。
「いや、バスカードとマスタードって・・・普通間違えるか?おっさん(僕)が店に入ってきて、突然マスタードくれって普通おかしいと思うだろ!?ボーッと生きてんじゃねーよ!ってチコちゃんにも叱られるわ!」
授業前に生徒に話すと、六名校中3生B君が、
「いや、きっと先生の顔がマスタードを欲しがってそうな顔に見えたんだって。」
(一同爆笑)
おい、『マスタード欲しそうな顔』って・・・どんな顔だよ!?(笑)