まもなく夢現塾2018年の全ての授業・試験が終了する。
先日配布した「15周年記念ピンバッジ」が、多くの生徒の筆箱やバッグに輝いていた。
「え?これ何のピンバッジ?かっこいいな~」なんて冗談を言いながらも、ピンバッジを使ってくれる塾生たちが可愛くて仕方がない。
というわけで、現中3生は第15期生。14期までの卒業生総数が2793名だから、もう少しで3000名を超えそうだ。それだけ多くの人生に関わってきたかと思うと、不思議な感じがする。
僕らは真剣に教えてきたし、伝えてきた。疲れている時も、悩んでいる時も、悲しい時も、どんな時でも、自分の私情なんて関係ない。生徒たちの前では、笑顔と大きな声で精一杯伝えてきたつもりだ。
「夢+努力=現実」が夢を叶える方程式なのだということを。
15年前、本当の「生徒第一主義」を貫こうと夢現塾を始めた。目の前の生徒を少しでも幸せにするための行動をしてきたつもりだ。全力で励まし、全力で叱り、全力で褒め、全力で一緒に夢を共有してきた。この部分では僕らは日本一の塾だと自負している。校舎や設備はちょっとボロイところもあるけどね(笑)。
この冬も、数多くの卒業生が様々な報告や相談に来てくれた。大学決定、専門学校決定、就職決定、留学決定、結婚決定、恋人ができた、または別れた…などなど(笑)。
そして、昨夕、また嬉しい報告が届いた。スケジュールを確認してくれたのだろう。授業後、すべての送迎が終了したところで電話が鳴った。
卒業生:目黒先生?〇〇です。授業終わりましたか?
目黒:おーーー!元気か?すまん。今から補講だから、電話番号教えてくれ、掛けなおすわ。
1時間後
目黒:さっきはすまなかった。なんだ、なんだ?
卒業生:実は12月4日に、赤ちゃんが産まれました。年賀状にも書いたんですけど、文字で伝えるよりも、ちゃんと声で伝えたかったので…
目黒:おーーーーー!そうか、おめでとう!高橋先生にも伝えるわ。喜ぶぞ~。そんな気がしたんだよな~。男の子?女の子?名前は?ってことは、△△(弟)も叔父さんになったんだな~(笑)
嬉しい会話が続き、隣にいた叔父さん(弟)の近況報告も聞いて、ますます嬉しくなっていた。彼女は以前
「結婚しても、私に子供が育てられるようになるか心配です…」なんて言っていたのだが
「無事に生まれて本当に良かった。むちゃくちゃ可愛くて仕方がないです。本当に可愛いんです。首が座ったら、見せに行きます…母も弟もメロメロなんです…」と幸せそうに話してくれた。
おめでとう。本当に嬉しい。妙な話だが、孫が生まれたような心境だ(笑)。
夢現塾が10周年を迎えた時、大きな観葉植物と手紙を持ってきてくれた彼女。
「今年は10周年ですよね。おめでとうございます。お祝いのプレゼントです。先生たちはこういうの苦手そうだから、一番水をやらないで、楽に育てられて、丈夫なもの…と言ったら、この観葉植物になったんです。」
あれから5年。その観葉植物も岡崎本校でなんとかギリギリ生き延びている。
5年前に彼女がくれた手紙をなんだか無性に読みたくなって、過去のブログを探してしまった。久々に読んで、また感動させられた。許可は5年前に取ったので、彼女ならば大丈夫だと思う(笑)。
目黒先生・高橋先生へ
開校10周年、おめでとうございます。夢現塾に入塾して10年、卒業して9年…本当にあっという間ですね。10年前、何もない緑丘校で、先生たちが片づけをしているところに押しかけたことを、今でもはっきりと覚えています(笑)それから1年間、毎日自習室に通い、誰もが無理だと思っていた北高に合格できたことは、今でも私の中での大きな自信となっています。中学校で勉強する英語や数学は、正直大人になった今、役に立つことはほとんどありません。でも、夢現塾では、勉強はもちろん、それ以上の大切なことをたくさん教えてもらえたし、それは今でも私の人生においての基盤となっています。
夢現塾を卒業したとき、先生方にメールを送ったことを覚えていますか?そのときのメールに、「いつまでも変わらないでほしい」と書きました。これから何年経っても、塾が大きくなっても、先生たちとしっかりと向かい合うことのできるような塾のままでいてほしかったからです。卒業生にとって、遊びに行きにくい塾になってほしくなかったからです。あれから9年、私は今年25歳になりますが、何かある度に(何もなくても)、夢現塾の先生方の仕事を邪魔しに行っています(笑)でも、それだけ夢現塾が大好きなのです。顔を出すと、いつでも温かく迎えてくれる先生方に、「何も変わっていないな」と嬉しくなります。きっとこれからも、私は夢現塾に顔を出し続けると思います(笑)
嬉しい報告があるとき、辛いことがあったとき、道に迷ったとき、話を聞いてもらいたいと思える人が、目黒先生と高橋先生なのです。これが本当の「恩師」というものなんでしょうね。なので、これからもどんどん邪魔をしに行くので覚悟していて下さいね(笑)
10周年ということで、何か贈ろうというのは、実は卒業したときから考えていました。でもいざその時が来ると、いいものが思いつかず、無難な観葉植物に落ちついてしまいました。面白味がなくてすみません(笑)私だと思ってかわいがってくださいね。
9年前と同じことを言いますが、これからも変わらないでいてくださいね。夢現塾に入って、先生方に出会って、私はかなり変わりました。本気で叱って、本気で喜んで、本気で向き合ってくれる。そんな塾って、なかなかないと思います。そんな夢現塾の卒業生であることを、私は誇りに思っています。大変なことも多いと思いますが、夢現塾をつくってくれて、ありがとうございます。
まだまだ寒い日が続きますが、どうぞお体にはお気をつけください。長くなりましたが、夢現塾の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
第1期卒業生 F・M
電話の最後に、
「娘を10年後、夢現塾に絶対に入れますからね。」と言ってくれた彼女。5年後も10年後も、僕らがさらに歳をとっても、この手紙の中の約束を守り続けたいと思う。
おめでとう!おめでとう!高橋先生も大喜びしていたよ!
ママになったばかりの君に、僕の大好きな「アメリカンインディアンの教え」を伝えます。子育ての参考にしてくださいね。
<アメリカンインディアンの教え>
If a child lives with criticism, he learns to condemn.
批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします
If a child lives with hostility, he learns to fight.
敵意に満ちたなかで育った子はだれとでも戦います
If a child lives with ridicule, he learn to be shy.
ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります
If a child lives with shame, he learns to feel guilty.
ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります。
If a child lives with tolerance, he learns to be patient.
心が寛大な人のなかで育った子はがまん強くなります
If a child lives with encouragement, he learns confidence.
はげましを受けて育った子は自信をもちます
If a child lives with praise, he learns to appreciate.
ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります
If a child lives with fairness, he learns justice.
公明正大な中で育った子は正義心を持ちます
If a child lives with security, he learns to have faith.
思いやりのある中で育った子は信頼する心(信仰心)を持ちます
If a child lives with approval, he learns to like himself.
人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします
If a child lives with acceptance and friendship, he learns to find love in the world.
仲間の愛の中で育った子は世界に愛を見つけます
保護者の皆さまへ
今年度も我が塾の方針をご理解いただき、送迎等におきましてはご協力いただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。良い年をお迎えください。
≪連絡事項≫
○冬期休校…12月31日(月)~1月5日(土)
○合格祈願バスツアー(中3のみ)…1月6日(日)
○1月生入塾説明会…1月6日(日)各校舎にて(幸田校はハッピネスヒル幸田にて)
○中3定期テスト対策…1月7日(月)よりスタート
○1月初回授業…1月7日(月)よりスタート