今月末の10/31(水)はハロウィンだ。
テーマパークに限らず、ここ数年のハロウィン市場の拡大たるや、ものすごいものを感じる。
スーパーに行けばハロウィンパッケージになった袋詰めのお菓子、ドン・キホーテのようなところに行けば仮装用のパーティーグッズが。また100円均一のお店にもハロウィングッズがズラリと並ぶ。
しかし、先日テレビを見ていた時にふと気がついたのだが、ここ数年「ハロウィン」(「ハ」にアクセント)ではなく、「ハロウィーン」(「ウィ」にアクセント)と発音されているのを良く耳にするようになった。
気になってアクセントを調べてみると・・・なに!?「ハロウィーン」が正解なの!?
あれれ、20年以上「ハロウィン」って発音していたよ。。。
ということで、さっそく小学生の授業で、
「10/31は何の日?」
と聞くと、子どもたちからは、「ハロウィン!!」と願ったり叶ったりの答えが。
そこで「ハロウィーン」が正しい発音なんだと教える。
「でも、英語の発音では『ハロウィーン』が正しいけど、例えば『バナナ』をわざわざ『バナァナ』(真ん中の『ナ』にアクセント)って言わないじゃん?だったらもう日本語として『ハロウィン』で良くない?」
「だって、『お母さん、僕、バナァナが食べたいから、スーパーでバナァナ買ってきて!』とかみんな言わないでしょ?」
(一同爆)
う~ん・・・でも、きっと10年後には「ハロウィーン」が主流になってそうだなぁ・・・。
(ちなみに東京ディズニーランドでは、昔から「ハロウィーン」で発音していたそうです。やっと時代が追いついたのかな?)
その後、小6国語の教科書P148『言葉の由来に関心を持とう』では、日本語で使われる「和語」・「漢語」・「外来語」について授業をした。
先ほどの「バナナ」は英語由来だが、片仮名で書かれる外来語は英語だけでなく、イタリア語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語に由来するという内容だ。
「外来語」はカタカナなので問題ないが、子どもたちには「和語」(訓読み)と「漢語」(音読み)の見分けが難しいようだ。
「和語の『和』は和食とかでも使われるから、日本を意味するって分かるだろうけど、じゃあ漢語の『漢』は何を意味するか分かるかな?」
僕のこの質問に、六名校小6の何人かがまさかの答えを・・・
「おとこ~」(笑)
「おいおい、いや、たしかに「漢」で「おとこ」って読みもあるけど・・・。そんなの誰に聞いたの?」
「え~!?宮下先生~」
って僕(由来)ですか!?そりゃスミマセン。。。(笑)
う~ん・・・自分で話したことって、覚えてないものだなぁ。。。(^0^;)