フランスがクロアチアを4-2で撃破し、サッカーロシアワールドカップの幕が下りた。この決勝戦について書きたいことが山ほどある。が、今回は別のアングルからブログを書こうと思う。
1学期期末テストが終わり、夏期講座が始まるまでに僕のブログ担当は3回ある。今日が最終回の3回目だ。これまでの2回はワールドカップについて書いてきたが、ワールドカップが閉幕してから5日経った今、このネタはもう旬ではないだろう。ということで、今回は、英語教師のcolorを全面に出していこうと思う。でも、2回連続でサッカーネタできてここで、大幅に変えるっていうのもなぁと思い、そこでサッカーと英語のコラボをここで披露したいと思う。
日本だけではなく、世界中を虜にした「サッカー」これを英語にするとsoccerだが、これは英語ではなく米語である。つまりアメリカ英語なのだ。では英語、イギリス英語で、「サッカー」は何と言うのかご存じだろうか。おそらく聞いたことがあるだろう。footballである。少しでも英語の記憶がある方であれば、この知識はあるだろう。しかしこれでは、サッカーバカと英語教師のコラボは陳腐なものになってしまう。
では、ひとまず中学生なら知っていてほしいものをいくつか紹介しよう。
①映画
米語→movie
英語→film
②秋
米語→fall
英語→autumn
この2つを見ても日本人が学んでいるのは米国英語だと分かるだろう。では次に、同じ綴りなのに意味が異なるものを紹介する。
①chips
米国→ポテトチップス
英語→フライドポテト
②hamper
米語→洗濯カゴ
英語→ランチバスケット
イギリス人がアメリカで「ピクニックにhamper(ランチバスケット)待っていくね」と言ったら、アメリカ人は「あいつ、川に洗濯でもいくのか?」って思われてしまうかもしれない(笑)
受験するときにこんなことまでは問われないから覚える必要はないが、将来海外に進出しようと考えている生徒がいれば、ぜひとも、こういったことを頭に入れておいてほしい。
さて、最後の締めにこのフレーズを紹介したい。
“A question of honor”
これは、単純に訳すと「名誉の問題」となる。サッカー日本代表の代表的な応援歌でありテーマ曲でもある。よくテレビで流れているので一度は聞いたことがあるのではないだろうか。そのテレビでは、「絶対に負けられない戦いがそこにある」と謳っているが、そのテーマ曲が勝敗よりも結局は「名誉」なんだと歌っている。
どこか矛盾しているようにも聞こえるが、どちらも正しいことを言っているように僕は感じる。もちろん、勝利にこだわって準備をしてくるわけだけども、結果は二つに一つである。勝者にはトロフィーが。敗者にはトロフィーを持ち喜びを爆発させる勝者を横目で見ることしかできない。
しかし、両者共に一つのことを目指して道を進んできたことに間違いはない。それは、勝利のために選んだ道だ。その道がどんなに困難であろうとも最も手にしたい結果のための道だ。しかし、結果が二分するのは紛れもない事実だ。そして、そのどちらの結果が自分の目の前にくるのかは誰にも誰にも分らない。だからこそ、結果がどうであれ、名誉をかけて戦うことが重要になってくるのではないだろうか。
ついに、受験生にとって貴重な夏がやってきた。8月からは夏期講座が始まる。本格的に受験勉強をスタートする時期だ。
来る「絶対に負けられない戦い」に向けて最高の準備をしていこう。
もちろん、志望校合格目指して。そして、名誉をかけて。
~ A question of honor ~
If you win or you lose, it’s a question of honor
(君が勝っても負けても、それは名誉をかけたから)
And the way that you choose, it’s a question of honor
(君が選んだ道は、名誉が問われる)
I can’t tell what’s wrong or right
(それを間違っているか正しいかなんて言えない)
If black is white or day is night
(黒が白だったり昼中が夜中だったりする)
But I know when two men collide
(でも私は知っている、男同士がぶつかり合うときは)
It’s a question of honor
(名誉をかけてぶつかっていることを)
男女関係なく夢現塾生には、名誉をかけてとことんぶつかってもらいたい。