安田先生が筋トレにハマっている。
共通の趣味である、『アイアンマン』や『アヴェンジャーズ』などのアメコミヒーロー映画の話題になると、
(宮)「マイティー・ソーって、カッコイイよねぇ~」
(安)「いやぁ、あんな体になりたいですよ!!」
と、ムキムキ筋肉へのあこがれも半端ない。
ただ、もしも安田先生がムキムキの筋骨隆々になると、ソーというよりむしろ
「なかやまきんに君」になりそうなのだが・・・まあ、それは本人には言うまい(笑)
どこかで聞いた話によると、男は一生に一度は筋トレにハマるらしい。
安田先生は、毎日プロテイン(タンパク質)の補給に余念がない毎日をおくっている。
(今はエネルギー(脂肪)の貯蓄に余念がない毎日をおくっているが)僕も20代の頃はそうだった・・・。
そんな20代の頃の話だ。
同じ格闘技なかまに、Nさんという本格的にボディビルをやっている人がいた。
その握力はなんと100kg以上!リンゴを軽々とにぎりつぶすほどの握力だ。
どうやってそんな握力を身につけたんですか?と聞いたところ、意外な答えが返ってきた。
「宮下君、そんなの簡単だよ。毎日握力計をにぎればいいんだって!」
と言われた。
あ~この人、脳ミソまで筋肉だわ・・・とそのときは思ったのだが、今になってその理由が分かるようになった。
それは、
『数字を意識する』ということだ。
例えばダイエット。
体重計に毎日のって、体重の増減を「記録(記憶)」し、「行動」する。
あれ?ちょっと増えてる~!今日は晩ご飯抜きだ!のように。
同様に毎日自分の握力を計測し、数字を意識してトレーニングをすることが重要だとNさんは言いたかったのだろうが、当時の僕にはそれは伝わらなかった(苦笑)
勉強も一緒なのではないだろうか?
前回のテストの結果(順位)を覚えていない、自分の通知表の結果(内申点)を覚えていないようでは、きっと成績はあがらない。
だって「記憶」していないということは、「意識」していないのだから。
もちろん忘れ去りたい結果も、ときにはあるだろう。
でもその悔しさだって、つぎのテストへの力となるんじゃないかな?
今年の夏は、期末テストの結果やもうすぐもらう通知表の結果をちゃんと覚えて、「意識」して「記憶」し、そして「行動」してみよう。
「行動」が変われば「結果」が変わり、「結果」が変われば「未来」が変わるはず。
良かった子は次もその調子で、イマイチだった子はその悔しさをバネに2学期はリベンジだ!