最近、ニュースで“将棋”という単語を多く目にする。
『将棋映画』の上映や、
『史上最年少プロ入りの中学生棋士、デビュー以来12連勝』の話題、
『“将棋界最も強い男”対“最も強い将棋ソフト”』などなど。
将棋が好きな僕は、
『“将棋界最も強い男”対“最も強い将棋ソフト”』
の対局は、その時刻にパソコンを随時更新しながら見ていた。
知らない人の為に簡単に説明させていただくと、将棋は2人で行うゲームであり、相手の王(または玉)を自分の駒で捕獲すれば勝利となる。
相手を攻めるために、そして自分を守るために自分の駒を使う。
その駒は、駒に書かれている文字によって動き方が違う。
そして将棋というゲームの醍醐味と言えば、相手の駒を取ったら自分の駒として使ってよいということだろう。
逆を言うと、将棋は自分の駒を取られてしまうゲームである。
どんな実力者でも、1つの駒も取られずに終わることはない。
そう、失敗することが前提のゲームなのだ。
しかしその失敗が、先の成功への布石となる。
特に僕が好きな点としては、“運の要素がほぼ無い”ということである。
強ければ勝ち、弱ければ負ける。
考えれば考えるほどに脳は鍛えられ、強くなる。
自分の駒の動き、相手の駒の動き、相手の思考、これらを考え予想し打つ。
年齢や体格などは勝負には関係ない。
最善の頭の体操である。
塾生諸君。
気分転換をするなら、TVゲームや携帯ゲームより、将棋がお勧めだ。
時間があったら勝負してもいいよ。
もちろん、手は抜かないけどね(苦笑)。