ゴールデンウィーク休みに入った初日。宮下先生からのライン。
「瀧山東照宮の保存修理を記念して、瀧山寺本殿の秘仏を御開帳」
基本は50年に1度しか公開しないそうで、この機会を逸したら次は…。ありがとうございます!ということで早速訪問。たまたまガイドの説明の時間と重なり、詳しい話を聞きながらの拝観ができた。
「〇年に1度」を初めて意識したのは、おそらくハレー彗星だろう。76年周期で地球に接近する彗星だ。今から約40年前の1986年に地球に最接近し大きな話題となったが、子供ながら「次はないな」と思ったものだ。
2年前に折り返し地点を過ぎたハレー彗星が、次に地球に最接近するのは2061年。「次はギリだな」と思うのは、あの頃より欲があるからだろう。
2025年の今年、大阪万博が開催中だ。前回甘く考えていて、結局行くことができなかった愛知万博は20年前の2005年。今回の日本開催を逃すと次はいつ日本で開催されるか分からない。「次はないな」と思って今回は行動したい。
先週の中3数学の授業で√(ルート)が初登場したときに、ある生徒が「今年はルートの年だそうですね。」と発言。「ナイス発言」と思ったが、ここでは敢えてその発言に乗り切らずに授業を進める。周りの生徒たちは「?」となっていたが、授業を進めていくうちに気がついたようだ。そう、2025は45の2乗だよね。
次の46の2乗は2116年。「次は確実にないな」と思ったものの、大阪万博では人工心臓が展示されている。「次があるかも」と思わせてしまう科学技術の進歩には驚愕だ。