どの分野にも名人といわれる人々がいて、僕が最近興味を持ち始めた釣りの世界などは、まさにそういった人々がたくさんいるようだ。
インターネットの検索欄に「釣り 名人」と打ち込むと、候補となる用語がいくつも出てくる。
・カサゴ釣り名人
・イサキ釣り名人
・徳島釣り名人
・紀州釣り名人
・あつ森釣り名人(笑)
先日目にしたある釣り名人の言葉が心に残った。
「一つの技術を覚えきるまで3年は必要です。1年目は頭で一生懸命理解する。2年目はそれをもとにある程度できたなと思っても、さぼるとまた元に戻る。何度も何度も練習をするんです。無意識でできるようになって初めて『できる』といえる。頭で考えているうちはダメ。体が勝手に動くようにならないとダメ。それには3年かかるんですよ。」
3年というのは、君たちの部活にはそのまま使えるのかもしれないね。
1年生から努力を重ねた結果、3年生になった時に、無意識で身体が動くようになっていれば、それは技術を習得したということ。
試合でも力を発揮できることにつながるのだろう。
この「3」という数字は、僕たちも勉強のアドバイスでよく使う。
「テキストやプリントの問題を3回はやりなさい。どのページを開かれても解けるというぐらいやり込むことが大切だぞ!」
反復練習というのはスポーツも勉強もおなじで、それを使いこなせるようになって次のステージにステップアップしていく。
塾生のみんなが箸の持ち方を考えながら食事をとらないように、自然に問題が解けるようになったら実力がアップした証拠!
受験生はここからいよいよ受験勉強の上り坂。
問題をたくさん解きながら、受験勉強の名人になろう!