アメリカザリガニを、環境省は法令で定める特定外来生物に指定し、野外で繁殖しないよう規制する方向で検討を始めたそうだ。
小学生時代、近所の川や田んぼに入って捕まえたのが懐かしい。
ハサミもからだも小さな在来種(ニホンザリガニ)と比べ派手で大きく、子ども心をくすぐられた生き物だった。
また川や田んぼではタニシやウシガエルのオタマジャクシを捕まえたりもした。
そのウシガエルを、当時は「食用ガエル」とも呼んでいた。
祖父母の頃などの食料難時代の名残が残っていたのだろう。
(実際つかまえて食べたことはありません!)
そのウシガエルのエサとなるアメリカザリガニが、日本中にばらまかれたと聞いたことがある。
「生態系」なんて言葉を、まだ誰も気にしなかった時代の出来事だ。
今後は特定外来生物に新たな区分を設けて、ペットとして飼うことは認めたうえで、輸入や販売、野外に放出することを禁止するらしい。
いまだに小学校では手軽に観察できる生き物の一つとして、人気のアメリカザリガニ。
ペットとして飼うことは認められていても、今後は学校などでも手軽に飼育できなくなる可能性が高い。
「外来種」が生態系に与える影響を考えれば当然のことだが、僕らが子どもの頃よりも何かと
「できないこと」が増えている気がする。
心無い人の無責任な行動で、数々の制約が増えていくことは残念で仕方がない。
そういえば高校時代、学校の公衆電話を使いピザを学校に注文した生徒がおり、その次の年からは「出前禁止」の校則が増えたなんてことがあった(笑)
「規則で決まってないから何でもやってもいいだろう」
という浅はかな思考で、他人に迷惑をかけることもある。
自分だけはいいだろう・・・
このくらいいいだろう・・・
結局そんな考えは、廻り回って自分を苦しめるだけだということを、僕たちはもっと知るべきなんだろう。
それにしても・・・
ザリガニのおしっこの出る場所、ヤバイな。。。
人間だったら鼻のあたりになるのか!?(笑)