本日の日報は「先延ばし」について。
ある調査によると、およそ
95%の人が「自分は物事を先延ばしにしている」と認めているのだとか。
ではなぜ、人は先延ばしをしてしまうのか?
科学的根拠は至って簡単。「先延ばし」にしたくなる要因があるから。
大きくは以下の
6つに分類される。
1:退屈である
2:難しい
3:うまくいかない
4:どこから手をつければよいか分からない
5:意味がないと考えてしまう
6:内発的動機付けがない
※内発的動機付け
=面白い、魅力的だなと感じること
よく、これら6つを見てみると多くの生徒の「勉強」に対する思いや感情とほぼ一致。
1の「退屈」の前に「勉強は」を当てはめると「勉強は退屈である」
2の場合は「勉強は難しい」
3の場合は「勉強はうまくいかない」(笑)
要は
6つに当てはまれば当てはまるほど、やるべきこと(勉強)は先延ばしになる。
逆に言えば、
6つの要素を思い出し、それらの要素をできるだけ取り除く方法を考えることがとっても重要になってくる。
例えば、退屈ならお気に入りの音楽を聴きながらやる、難しいのならアドバイスをしてもらえそうな人にしばらく横についてもらい指導を仰ぐといった感じ。
では、どうしてもやる気がおきない、先延ばしにしてしまいそうなときはどうすればよいのか?
答えは簡単。
まずは10分、いや5分でいいので時間を決めてタイマーをセットしてとりあえず物事を始めてみよう(100円均一で売られているキッチンタイマーがおすすめ)
キッチンタイマー
部屋の片づけや年末の大掃除を思い出してほしい。少々嫌々で始めたことも、綺麗に片付いていくことで時間も忘れて没頭してしまった、そんな経験が誰しもあるはず。
これは
「作業興奮」といって取りあえず、何かをやってみることでやる気を出す、とっておきの方法。
やる気はもとから「あるもの」ではなく、行動して「作り出すもの」
是非、覚えておいてほしい。
もう一度、言うよ。
やる気はもとから「あるもの」ではなく、行動して「作り出すもの」
公立高校Aグループの入試まで本日を入れてちょうど
1週間。
受験生にとっていよいよ「ラストスパート」といったところ。
体調に気をつけて最後まで頑張れー!
理解を「先延ばし」にした内容がないかどうか今一度、再確認。
中学1年生や2年生は目の前に「テスト」がない状況の今。
理解を「先延ばし」にした内容がないかどうか中学
3年生同様、今一度、確認。
我々教師も
3月(夢現塾の新年度)を迎えるにあたって「先延ばし」していることがないか、確認中。
まだ見ぬ新しいメンバーに会えることにワクワクしながら。
そして中学
3年生の入試での健闘を祈りながら。