僕は④だ。
17日の宮下先生の日報にある「五芒星一筆書き性格判断」の僕の答えだ。
『こだわりが強い、芸術肌タイプ』
自分では判断できないが、今年の卒業作文に「キン肉マンの絵がうまい」と書かれてあったから、生徒からは芸術肌タイプと思われているのは間違いない(笑)。
この前の春期講座の小学生の国語授業で、文章に日本のある地名が出ていたことをきっかけに、「誰がいちばん日本地図を上手に描けるか選手権」を開催した。(ちなみにほぼ100%に近い生徒が北海道から書き始めるので、このお題では「性格判断」はできそうにない)。
丸い北海道、どこにも半島というでっぱりがない本州、忘れ去られる四国、やけに小さな九州とそれに比べて自己主張が強い大きな沖縄と、小学生にありがちな日本地図を描く生徒には突っ込みを入れ、バランスよく上手に描こうとしている生徒にはホメ言葉をかけながら教室内をぐるぐる回っている時、ある1人の生徒の日本地図が衝撃とともに僕の視界に飛び込んできた。
「すごい!・・・(絶句)」
不定期ではあるが、教師生活20年近くの中で何度か開催した「誰がいちばん日本地図を上手に描けるか選手権」史上最高の日本地図がそこにあった。限られた短い時間の中で細部までこだわりを持って描かれた地図は中学生でもお目にかかれない。そんな彼の見事な作品を写真に撮らなかったこと、それを悔やみながら日報を書いている自分がここにいる。
『こだわりが強い、芸術肌タイプ』
この言葉は彼にこそふさわしい。彼の答えも④なのだろうか。今度答え合わせをしてみよう。