卒業生のひとりは、僕の授業が人生を変えたと言った。
正直、大袈裟で信じられなかった。
たった一つの授業で、人は変わるものか。
だが彼は、迷いなく言い切った。
「あの授業がきっかけでした」と。
1年前、そう言う卒業生が六名校にやって来た。
彼は、高校入学当初の自分のことを「ダメ人間」だったと振り返った。
そんな彼が、変わったそうだ。友達ができ、学年の代表を務めるまでになったそうだ。
そのきっかけが、僕の授業だったらしい。
やはり、信じ難い。
ただ、悪い気分ではなかった。
Where there is a will, there is a way.(安) | 愛知県岡崎市・幸田町の夢現塾
詳細は、このリンクからブログを読んでもらえたらと思う。
ここには、彼の高校人生の大逆転ストーリーが書かれている。
そして先日、彼が再び六名校に来てくれた。
そこで、彼の高校生活の物語にピリオドを打たれた。
彼の最後の1ページは第一志望大学の合格だった。
1年前、彼はある大学を目指すと宣言し、校舎を後にした。それを実現したのだ。難しくはないと豪語していたが、油断大敵という言葉もある。というのも、彼の兄弟や同じ高校に進学した卒業生からは「ジムに通っている」との情報ばかりで、勉強している様子が見えなかった。きっと見えないところで勉強しているとはわかっていたが、正直、心配していた。だが、その心配も杞憂だった。彼は見事に合格を手にしていた。決して簡単な大学ではないからこそ、彼の大逆転劇はより鮮やかに映る。
そんな彼が、大学進学の報告と一緒にプレゼントを持ってきてくれた。
それは「資料」だった。
中身は、僕の授業の分析。彼なりに徹底的に言語化したものだった。僕の人物像、授業展開、そして意図して仕組んできた“仕掛け”まで。そのすべてを、彼は正確に捉えていた。生徒から見た「僕」がそこにあった。しかも、国公立大学に合格した直後の最もリアルな言葉で。
少しだけ紹介しようと思う。
安田先生はパッと見どうみても熱血教師にしか見えないだろう。彼ほど根性論が似合いそうな教師に私はこれまで出会ったことがない。
しかし実際彼が展開する授業、通称『安田English』というのは実に理にかなったものだと思う。英語が苦手な人ほどぜひ彼の授業を一生懸命聞いてみて欲しい。彼の授業は初心者から上級者までを対象にした非常に質の高い授業だと私は思う。私も実際英語なんて苦手でしかたなかった。でも彼の授業を聞いてく中で英語という概念を読み解くことができるようになった。
生徒が疑問に思う箇所はあらかじめ予測し解説を準備している。
これを特に心がけて英語を教えてきた。そこに「丸暗記」という受け手からするとかなり乱暴に聞こえる言葉は滅多に使わない。それにしても、僕の授業を「安田English」と称されているのを初めて知った。仰々しくて恥ずかしい気持ちもあるが、ここでは素直に喜んでおきたいと思う。(笑)
このあとには、高校英語の勉強法や、難関大学を目指す後輩へのアドバイスも書かれていた。
それは僕から塾生に直接伝えていきたい。
自分の授業が、誰かの行動を生み、形になって返ってくる。
これ以上の喜びはない。
ただし、今回の結果は彼自身の努力の結晶だ。
ここまでやり切ったことを、心から誇ってほしい。
そして、次に進んでほしい。
ここから先、どう進むか。
どんな大人になるのか。
この続きを僕は見たい。
たった一つの授業で、人は変わるのか。
彼は迷いなく「変わる」と言い切る。
よくできた話に聞こえるのは百も承知だ。
だが、これは作り話ではない。
あり得ないと思うかもしれない。
でも、「事実は小説より奇なり」だ。
ちなみに、この資料の最初にはこう書かれていた。
はじめに
私は2026年に岡崎北高校を卒業してある国公立大学に進学した夢現塾生の1人である。そして初めに言っておくとこの資料は決して安田先生に作れと命令されたものではなく、完全に私の趣味で作ったものである。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
そして、夢現塾の授業をどう吸収するのかは、あなた次第です。