夢現塾の小学生諸君!MJテストお疲れ様!
多くの小学校が修学旅行前後で大変な中、計画的にしっかり勉強していたね。さすがだ!
この地域の公立小学校の修学旅行といえば「奈良・京都」。個人的には何度行っても飽き足らない魅力的な場所だが、初めて行くという生徒も多い。話を聞くと、様々な体験を通していろいろと刺激を受けたようだ。
一部の生徒がうまくあげられるか不安がっていた鹿せんべい。奈良の鹿は基本的には行儀がいいので、フェイントやおあずけをしなければ大丈夫と伝えたが、上手にミッションクリアできたそう。あと、雨だと鹿のふんが大変なことになるので、一番心配していた天気も大丈夫だったようで何よりだ。
さて、「奈良の食べ物といえば」・・・との問いにすぐ答えることができるだろうか。京都といえば定番の「生八つ橋」をはじめ、「おばんざい」「京野菜」「湯豆腐」「湯葉」「宇治抹茶」など、いくつかすぐに出てくるだろう。
では奈良はどうか。詳しい人にとっては愚問だろうが、「奈良漬」「三輪そうめん」「茶粥」「柿の葉寿司」「奈良野菜」、そしてクールポコ・・・いや高速餅つきで観光地の1つにもなっている中谷堂の「よもぎ餅」。これらががすぐに思いついた人はなかなかの奈良通と言えるだろう。実際は奈良にもたくさんの魅力的な食べ物がある。
ところがかつて奈良は「奈良にうまいものなし」と言われたそうだ。これは明治~昭和時代の文豪の志賀直哉が、随筆「奈良」で、「食ひものはうまい物のない所だ」と著したことが原因の1つらしい。今ならSNSでの反論も素早く簡単にできるが、当時はそうもいかない。影響力の大きい人の言葉は大変重いのである。
先日から総理大臣の発言の影響がニュースの話題の1つになっている。発言内容の是非は置いておくとして、やはりその影響力は大きいということを痛感する話題だ。塾の教師という立場上、生徒に対しては与える影響力は非常に大きい。授業内容や進路指導などでの自分の発言に、より留意することを意識させる機会となっている。