年始のブログで書いた新紙幣。全種類見たことはあるが、まだ千円札しか手元にない。買い物のお釣りで1万円札入手という機会はないので、新1万円札の現物が手元に入るのは宝くじで〇億円が当たったときだろう。ドラマでよく見るようなジュラルミンケースに入った札束を銀行で見るのが楽しみだ。・・・ジュラルミンケースは銀行が用意するのではなく、自分で持参しないといけないのだろうか。
一応調べてみると、現金の持ち運びは当選者の自己責任ということで、現金受け取りではなく銀行口座への入金をすすめているそう。安心・安全を考えると現金受け取りは危険かな・・・。
という妄想はさておき、お金に関する漢字は貝がつくものが多い。有名どころだと「財」、「貯」、「貨」など。そしてさびしいけど「貧」もそう。
これは紀元前の中国の殷の時代に、「たから貝」という貝殻を貨幣として使用したことが起源になっている。貝という漢字がこの「たから貝」をかたどった文字で、漢字のもととなる甲骨文字として亀の甲や動物の骨にしっかり刻まれている。
このころ政治の大切なことはうらないによって決定され、そのうらないの結果が刻まれたのが甲骨文字であると歴史の教科書に書かれている。うらないで大切なことを決めるのはどうかと思うが、政治とお金は切っても切れない関係なので、貝の文字が刻まれていることには納得だ。
社会は公民の経済分野だけでなく、歴史や地理でもお金と密接に関わる内容が多い教科だ。新紙幣に変わったことをきっかけに、お金に関わる内容をより深掘りしてみるのもいいかもね。
実際、大阪の造幣局へ見学に行ったり、夏休みの自由研究でお金について調べたという夢現塾生がいたのはさすがです!