「百聞は一見に如かず」
【意味】人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。
【由来】紀元前一世紀の前漢王朝の時代の中国。異民族の攻撃に際して対応策を問われた老齢の将軍、趙充国は、「百聞は一見に如かず(何度、報告を聞いたって、実際にその場に行って見るには及びません)」と述べて、自分が現場に駆けつけて指揮を取りたいと願い出た、という話。
“老齢の将軍がどうしても『私も現場に行きたい!』と思い、屁理屈を言っている話ではないか?”と感じてしまうのは、僕だけであろうか…。
しかしどうもこの言葉。
“聞くこと”が軽んじられているようで気になる。
しかも調べると“百聞は一見に如かずの続き”なんてものも出てくる。
百見は一考に如かず…考は考え
百考は一行に如かず…行は行動
百行は一果に如かず…果は結果
百果は一幸に如かず…幸は自分の幸せ
百幸は一皇に如かず…皇はみんなの幸せ
一皇に等しいのは1000000000000聞(一兆聞)なのである。
ますます“聞くこと”が軽んじられている気がしないだろうか?
聞くことは大事な気がするんだが…。
また百聞が一見の方が勝るとも思わないのだが…。
『夢現塾』を、例に考えてみよう。
夢現塾に興味がある人がいる。
塾生や卒業生や保護者の方から聞く話は“百聞”である。
今回初めて実施した『1日無料体験授業』は“一見”である。
夢現塾が体験授業を避けてきたのは、“1回の授業だけ切り取っても本質は伝わらない”と考えていたからだ。
だから僕たちは体験を希望する子には、最低でも5日間や6日間の季節の講座を受けてもらっている。
子どもから見ると1回の体験授業や公開説明会では、“なんとなくの雰囲気がわかる”メリットよりも、“全教科の雰囲気は分からない”“授業の多面性(わかりやすさ・面白さ・真面目さ・人柄など)が数十分では見えにくい”というデメリットの方が多いと思う。
塾側からしたら“塾生が増えるチャンス”のメリットが多い為、ほとんどの塾が毎月のように行っている。授業進度や通常生のことも考えず「いつでも大丈夫」なんて塾もある。
だがあまりにも夢現塾の体験授業を望む声が多かったので、過去20年間断り続けてきたが行った。
すると受付が想像以上に多くあり、その数はイナバ物置のCMの…。
話が大きくそれてきたので、もとに戻ろう。
塾生や卒業生や保護者の方から聞く話は大事である。
特に塾生や卒業生の通ってみての話。
「夢現塾って面白いよ!」
「夢現塾の授業はわかりやすいよ!」
「自習室で自習できるし、質問もできるんだ」
自分が一回だけ見ることよりも、周りからたくさんの話を聞くことの方が“本質”を掴めることもある。
どうせ塾に入るなら、“塾のブランド力”や“一部の生徒の成績”や“家からの距離”ではなく『塾生たちが笑顔で通っている塾』をおすすめしたい。
「一見は百聞に如かず」
それを確かめに、夢現塾の夏期特訓講座に来てほしい。
追伸
夢現塾の夏期特訓講座は小学生5日間、中学生6日間となっています。
新着情報にてご確認ください。
「百聞は五・六見に如かず」(笑)