基本休日は昼過ぎまでずっと寝ている出不精な私だが、最近は季節が変わり温かくなってきたのもあって、たまには外出もしたいなと思うようになってきた。
そこで、ふとした時間にSNSで雰囲気の良いお店や、自然でいっぱいの場所などを調べることが増えた。なんとなく投稿を見るだけでなく、実際に目的地を決めて「次の休みはここに行ってみよう!」と決意までする。
そして、予定の日を迎える。
まだ寝ていたい気持ちを我慢してなんとか10時に起床。(笑)身体を起こしてカーテンを開け、日を浴びつつ外の様子を確認する。
おお、いい天気。
……。
チュンチュン(鳥の鳴き声)
…………。
チュンチュン、チュンチュンチュンチュン
……………………。
バサッ(カーテンを閉める)
………………………………。
今日行かなきゃいけないかな?まあ、別に今日じゃなくていいかもな。いいよね。よし、今日はやっぱりなし!!!
残念なことに、4月の初旬からかれこれ2ヶ月もこんなことを繰り返している。ただ、一向に外出ができない理由は自分でよく分かっている。
その1、誰にも迷惑をかけないから。
その2、初めて行く場所は緊張するから。
その3、準備するのが面倒臭いから。
1つずつ簡単に補足していきたい。
まず、その1。
自分一人で行こうと決意しただけなので、誰かと一緒に行く約束も、お店の予約もしていない。行かなくても迷惑にならないから、その日の気分で「行かない」選択肢をとりやすい。
次に、その2。
これは個人差があると思うが、私は初めて行く場所だと、ワクワクするより先に心配が来る。例えば、人の多さ、目的地の分かりやすさ、店員さんの人柄、などなど。
そして、そんな不安を抱えたまま目的地に向かうということに耐えられないな、と思ってしまう。
最後に、その3。
頑張ってオシャレをして化粧をして髪をセットして…という準備をしたところで、一人だと写真を撮ることもないし、誰かに褒められもしないため、準備に気持ちが乗らずむしろ急降下してしまう。
SNSで検索しているときは確かに「ここいいな!」「行ってみたい!」と思っているのだが、そういうことを考えていると、結局その日になって「まぁいっか」となってしまう。それはもう見事なまでに。
さて、これと同じようなことが勉強でも起き得ると思うのだが、夢現塾生のみんなはどうだろう?
・今日1日塾休んだって、自習室行かなくたって、ちょっと適当に宿題やったって、誰かに迷惑かけるわけじゃないし別にいっか…。
・特訓テストできなかったらどうしよう?追試になったらどうしよう?授業内容全然ついていけなかったらどうしよう?不安だな…。
・宿題めっちゃあるし、特訓テストの勉強あるし、授業に行くまでの準備が多すぎて大変だな…。
そうやってマイナスに考えて勉強できない理由を作ってしまっていないかな?
そういう人と、外出できない私に共通するのは、“
全部自分一人でやろうとしている”ということだと思う。
・一人でやろうとするから、嫌になったときにすぐ逃げることができてしまう。
でも、友達と一緒に勉強する約束をしたり、先生に「今月◯◯時間自習室頑張ります!」と宣言したりすれば、一人でやるより
行動に強制力がついて、それが徐々に習慣になっていくはず。
・一人でやろうとするから、不安も全て一人で抱えないといけなくなる。
でも、夢現塾には先生たちや同級生のみんながいる。
背中を押してくれたり、不安を共有できたりする人と一緒に頑張ろうという意識ができれば、不安や怖さは減っていくはず。
・一人でやろうとするから、準備に価値が見出せない。
でも、頑張って準備をして塾まで来たら「宿題全問正解!頑張ったね!」「特訓テスト200点満点?やるじゃん!」と努力が認めてもらえる機会が増え、自信にもつながる。マイナスな気持ちがあっても
まずは行動してみることで、良いことがたくさんあると気付けるはず。
もちろん、一人で黙々と頑張るタイプの人もいると思うので、どちらが良くてどちらが悪いという話ではないが、自分一人で抱え込んでしまうタイプの人はそう捉えるといいと思う。
そして、またすぐに次のテストがやってくる。時間は待ってくれない。
だから、一人ではどうしても頑張れないと思ったら、夢現塾の先生や環境を、時には同級生を、頼ってほしい。誰かに頼ったとしても、机に向かって勉強したことはちゃんと糧になる。逃げずにしっかり準備を積み重ね、6月のMJテスト・期末テストでは、みんなが今回のテストよりさらに良い結果を出せることを願っている。
私も脱・出不精を目指し、6月中にまずは近場から、今一番気になっている岡崎市の『オーカジェラート』というジェラートのお店に行ってみようと思っている。ここで宣言したからには、もう行くしかない。また次回の日報で報告しようと思う。